富士モータースポーツミュージアム開業から1年を経て ~「聖地」をデザインするという情熱~

Kazumi OGATA


こちらのフェラーリ360モデナは、来場者&見学者投票による『エントランス &オーディエンス・アワード』を受賞。マニュアルに乗りたいとモデナを選び、リアウイング、GTC用バンパーを装着するなどして楽しんでいる。

『富士スピードウェイ・ホテル・アワード』を受賞したのは、ランチア・デルタHFインテグラーレ・エヴォルツィオーネⅡで、結婚を機に8Vを手放したオーナーが、再びデルタに乗りたいと1997年に購入。

アバルト695 70thアニベルサリオのオーナーも、一度手放してからの復帰組。17から16インチにダウンし、スプリングも柔らかいものに変更。乗り味が大きく変わったそうだ。

珍しいマニュアルモデルとなるマセラティ・クーペのオーナーは、2年前に購入。元々マセラティ・スパイダーのデザインが好きで、最終的にここにたどり着いた。

ランボルギーニ・ディアブロは、30周年記念モデルの中でも珍しい SE30イオタ。オーナーもイオタ1本狙いで車両を探し、“最初で最後のランボルギーニ”と17年ほど前に手に入れた。

1968年とこの日、最も古い年式となったアバルト595は、カーディテイリングショップ『千葉ガレージ』、千葉邦彦さんの愛車。その仕上がりの美しさは、さすがと言えるコンディション。


初参加となる1970年式フィアット850スポーツ・スパイダー。これに変わるものがないと楽しんでいる。テールレンズが実はミウラと同じで、前期型はヘッドライトも一緒だと教えて頂いた。

各所でコンクールデレガンスも受賞しているランボルギーニ・カウンタック25thアニバーサリー。オーナーはチシタリアでラフェスタ・ミッレミリアにも出場するカーガイだ。

1973年式アルファロメオ・ジュニア・ザガート1600のオーナーは、既に21年所有しているが、(意外と?)「車が壊れないので助かっている」とコメント。

ステランティス・ジャパンが特別展示を行った、2台のアルファロメオ・トナーレ。いずれも2023年に追加されたばかりの『プラグインハイブリッドQ4ヴェローチェ』となる。

参考展示となるパガーニ・ウアイラは、現在スカイ・グループが日本へ正規輸入を行っている。芸術品ともいえるそのオーラで、周囲を圧倒していた。

平井大介

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