ロータスエミーラにメルセデスAMG製4気筒エンジン搭載の新モデルが登場

Lotus

2年前にデビューしたロータスエミーラに、4気筒エンジンを搭載した新モデルが登場した。テクニカルパートナーのメルセデスAMGが供給するオールアルミニウム製2.0リッター・ターボエンジンは、量産生産されている4気筒エンジンの中では世界で最もパワフルなものをベースにしている。



このモデルは「エミーラ・ファースト・エディション」として発売されるこのモデルは、新しい吸排気システムに加え、新しいトランスミッションのシフトマッピングに合わせた特注のキャリブレーションが施されている。ミドに搭載されるエンジンは360bhp(365PS)と430Nmを発生し、0-62mph(0-100km/h)は4.4秒、最高速度は180mph(290km/h)。エミーラの軽量、高強度、高剛性、接着、押し出し成型のアルミニウム製シャシー構造と完璧にマッチし、質量を減らすことでより高いパフォーマンスを実現するというロータスの理念に沿ったものとなっている。



また、メルセデスAMGの定評ある8速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)により、迅速でシームレスなシフトチェンジを実現。エミーラV6に搭載される6速マニュアルおよびオートマチックトランスミッションに比べ、DCTは変速時にトルクが途切れることなく、さらに素早いギアチェンジを実現し、効率性とシフトの快適性が高められた。また、ドライバーは、ドライブに入れたままでもスムーズで楽な変速が可能であり、センターコンソールのシフトレバーやステアリングホイールのパドルを使って自分でトランスミッションを操作すれば、超高速でダイナミックな変速も可能となる。



ロータスのグループ副社長兼チーフ・コマーシャル・オフィサーであるマイク・ジョンストンは、次のように述べている。
「エミーラV6は、世界中から何千台もの注文を受け、すでに信じられないほどの成功を収めています。今、4気筒のエミーラがラインナップに加わることで、私たちはこの車の幅広い能力と魅力に新たな次元を加え、お客様が期待する全ての性能と敏捷性を提供し続けながら、新たなレベルの効率性とアクセシビリティを提供します」

ロータスのビークルアトリビュート・アンド・プロダクトインテグリティ担当ディレクター、ギャバン・カーショウは次のようにコメントした。
「2.0リッターエミーラのサスペンション・セッティングは、ロータスの特徴である優れたボディとコントロール性を実現し、車が決して過酷さを感じることがないよう、入念にチューニングされています。エンジンとトランスミッションのマッピングをドライブモードと連動させ、ツアーでは洗練されたリラックスしたキャラクターを、スポーツとトラックでは驚異的な発進性能、優れたドライバビリティ、さらに素早いスロットルレスポンスとキックダウンを実現しました。また、パワートレインとトラクションおよびスタビリティ・コントロール・システムとの連動性にも磨きをかけ、ロータスのドライバーが期待する高性能なフィーリングとつながりを実現しました」

オクタン日本版編集部

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