60th Anniversary Lamborghini Dayを鈴鹿サーキットで開催

Shunichi UCHIDA



続いて展示パートに目を向けてみよう。こちらはピットやラウンジで行われており、そのラウンジは来場者や参加者が休憩したり食事したりするなどのホスピタルスペースとして設えられていた。そこで出迎えていたのは日本初公開となるウラカンステラ―トだった。ベースとなるウラカンEVOの車高を44mmアップさせ、オフロード走行も可能にした車だ。従って、ドライブモード、ANIMAのメニューにはラリーモードも追加されている。2月から生産が始まり、納車は夏ごろを予定。1499台の限定車である。



ピットに場所を移すと、東京六本木にあるランボルギーニ・ラウンジ東京の常設施設を再現したアドペルソナムブースがあった。ランボルギーニのエクステリアとインテリアのカスタマイズのために、色、トリム、追加装備、特別仕上げの組み合わせを無限に選択することができるシステムで、それらを組み込んだウラカンやウルスが展示されていた。実際に何を選択するとどう見えるのかが自分の目で確かめられることから、普段できない体験とおいうこともあり多くのオーナーたちに注目を集めていた。



そのほかにも貴重な限定車ブースにはレヴェントンやチェンテナリオロードスター、シアンロードスターが。そして、ランボルギーニのヒストリックカー部門、ポロストリコのブースには350GTやイスレロ、クンタッチ、ディアブロだけでなく、ポロストリコがレストアしたミウラSVR(3781)も展示。ミウラSとして第50回トリノショーに展示されたのち複数オーナーの手を経て、SVRに改造するべくサンタアガタに戻ってきた。そこから18カ月にも及ぶ期間を経て1976年に日本に上陸したという車なのである。







そして、東京で公開されたアートピース、Time GazerとウラカンSTOタイムチェイサー111100も場所を鈴鹿サーキットのピットに場所を移して展示されていた。いずれもこれまでのランボルギーニのアニバーサリーモデルのパーツやカラーが使われており、マニアにとってはどこにそれらが使われているかを探すのも一興だ。





内田俊一

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