ランボルギーニ創業者、フェルッチオ・ランボルギーニがついに自動車殿堂入り

Lamborghini

1939年に設立された自動車殿堂は、自動車およびモビリティ業界に貢献し、大きな影響を与えた人物757名をこれまで表彰してきた。その栄誉ある殿堂に、このたびフェルッチオ・ランボルギーニが加わることになった。彼の自動車産業への測り知れない貢献が評価されたのである。



フェルッチオ・ランボルギーニは、1963年にアウトモビリ・ランボルギーニを設立。絶え間ない改良と革新により、ブランドを象徴するミウラやカウンタックを生み出した。フェルッチオのアプローチは常に大胆であり、より良いものを目指して努力を重ねることが、想像以上の産物を生み出すという信念に支えられていた。彼の起業家精神とパイオニア精神は、ブランドDNAの中核を成すものとして今日まで受け継がれている。





この大きな名誉が与えられる式典には、ランボルギーニを代表して、アウトモビリ・ランボルギーニ・アメリカのアンドレア・バルディCEOが出席。フェルッチオ・ランボルギーニの署名が刻まれた大理石のプレートが、自動車殿堂内にある、自動車の革新によって世界を変え、我々の生活に革命をもたらした人々を称える「Hall of Honor」コーナーに設置された。アメリカ・ミシガン州ディアボーンにある自動車殿堂を訪れる機会があれば、ぜひとも見ておきたい場所である。



フェルッチオ・ランボルギーニの署名の下には、「Taiichi Ohno」の名前も見ることができる。大野耐一氏は「TPS(トヨタ生産方式)」を体系化した功績が認められ、今回、自動車殿堂に加わった。

オクタン日本版編集部

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