人気女性モーター・アーティスト、ハイディ・ムラーズが愛する品12選

Octane UK

イギリス版『Octane』の好評連載「GEARBOX」は、自動車業界で活躍する人々にお気に入りの品を紹介してもらう企画だ。今回はヴァージニア州出身の女性モーター・アーティスト、ハイディ・ムラーズが愛する品々12点。その斬新な手法と、車の歴史的要素から構成される巨大なコラージュで有名な彼女が大切にしているのはどんな逸品だろうか。



1) 私はiPadをどこへでも持って行きます。スケッチをしたり絵を描いたり、写真を撮って作品を人に見せたりしています。リサーチもiPadでしています。とても多機能なツールなのです。


2) グレートフォールズでは、素晴らしい車とコーヒーを楽しむミーティングが行われています。私はそこで2012年に初めて車のアートを展示しました。その際のオーガナイザーが、このイセッタのモデルカーをプレゼントしてくれました。


3) 私がスタジオにいるとき、電源が常にオンになっているものが2つあります。「クリエイティブ・ライセンス(創作上の特権)」というネオンサインと、この機械から流れる熱帯雨林の音です。母はプエルトリコ人なのですが、私のルーツを思い起こさせると同時に、気分を高めてくれるのです。


4)ファシネーター (装飾性の高い頭部の装身具)とバンドエイド、それと、スイスアーミー・カードも欠かせません。これはスイスアーミー・ナイフのようなものですが、クレジットカードサイズで、ペンやハサミ、ピンセットなどが入っています。


5) 私は働き始めた初期の頃は広告代理店に勤務していたので、今でも広告のテクニックやユーモアが好きで、作品にも活かしています。広告の中のイラストって、壁に飾られる芸術作品と同じくらい美しいものもありますよね。


6) これは私のお気に入りのハサミです。小さくて切れ味が良いので、入り組んだ切り方にも対応できます。もう7年も使っていますが、スタジオでは誰にも触らせていません。


7) 私の新しいシリーズは、何年もかけて制作されたもので、まったく新しいものです。凸型のバックミラーを覗き込んでみてください。そうすればイメージが解き放たれて、私のように車を「転がる彫刻」として見ることができるようになると思います。新しい作品については、今のところこれ以上は言えません!


8) 私の父はドイツのエッセン出身で、数年に一度はそこに行ったり、ヨーロッパ中を旅行していました。父は、このチャームブレスレットに私たちの旅を記録しています。


9) 多くの私の作品は、水彩画から始まります。アスコナに滞在していた時にマリンズから、あのマッジョーレ湖のブガッティに関する作品を依頼されました。このショットグラスは、それ以来、筆の水入れに使っています。


10) 今後発表予定の作品では、クライアントが初めて参加した砂漠のレース、『Norra 1000』での冒険を記録するよう依頼されました。私はこのレースが大好きになり、1週間もの間、バハのダートの上でキャンバスを抱えて走りました。


11) 『Norra 1000』でのコラージュ作成に1万枚の画像を撮影する用途で、このFUJIFILMのカメラを購入しました。とてもコンパクトなサイズながらレトロな外観が素敵で、必要なものがすべて揃っています。


12) 夫が買ってくれたこのハッピーダイヤモンドシリーズのショパールは、かつてはいつも身につけていました。でも、今は特別なイベント専用の時計になっています。クールかつクリエイティブなジュエリーの作品であり、単に時間を知るためだけのアイテムではありません。

オクタン日本版編集部

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