メルセデスの名車が一堂に!300SLガルウィングやパゴダも登場する今年のロンドン・コンクール

London Concourse

今年のロンドン・コンクールでメルセデス・ベンツがフィーチャーされることが発表された。展示される車両には、300SLガルウィングやSL「パゴダ」などの名車が予定されている。

W198の300SLは、1954年2月にニューヨークで開催された国際モータースポーツショーでデビュー。かつて見たことがないような流線型のボディに215 bhpを発生する直列6気筒エンジンを搭載し、1950年代半ばとしては注目に値する155mphを誇ったガルウィングは人々を魅了した。

300SLの後を継ぎ登場したSL「パゴダ」は、シンプルでエレガントなスタイルに、2.3リッターから2.8リッターまでの直列6気筒エンジンが搭載し、優れたパフォーマンスを発揮した。W113は、ファン・マヌエル・ファンジオやジョン・レノン、ソフィア・ローレンといった著名人のお気に入りとしても知られている。



6月のロンドン・コンクールにはモダン・メルセデス・ベンツのSLSクーペもあわせて展示される予定だ。2009年に発表された高性能なSLSは、先駆者のデザイン、長いボンネットを備えた2シーター、そして特徴的なドアも反映している。



さらに、最も希少なモダン・メルセデス・ベンツのひとつであるCLK DTMクーペもじっくりと見ることができる。2003年のドイツツーリングカー選手権でのメルセデスの勝利を祝うために2004年に発売されたDTM。そのパフォーマンスはワイルドなルックスにふさわしく、582 bhp 5.4リッターのスーパーチャージャー付きV8を搭載し、時速0〜60マイルは3.9秒、最高速度は199mphに達する。わずか100台が製作されただけのCLK DTMは、メルセデス・ベンツで最も希少で最も人気のあるパフォーマンスモデルのひとつといえるだろう。

また、最も豪華なリムジンのひとつである、風格漂うメルセデス・ベンツ600 LWB「プルマン」も登場する予定だ。1963年に発売されたこのリムジンは、パフォーマンスとラグジュアリーの両面における新しいスタンダードを確立した。 600 LWBは、サダム・フセインからデヴィッド・ボウイに至るまで、さまざまな国家元首や著名人に愛された車でもあった。



希少なメルセデス・ベンツが一堂に会するロンドン・コンクールは、2022年6月28日から30日にイギリスで開催される。

オクタン日本版編集部

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