日本に再上陸した「ヒョンデ」とは? を、五感で楽しめる施設がオープン

Hyundai

先日、日本再上陸を果たして話題を集めているHyundai(ヒョンデ)。EVの「IONIQ 5(アイオニック 5)」、FCVの「NEXO(ネッソ)」、この2種のZEV(Zero Emission Vehicle)が日本市場に投入されるのだが、2009年に撤退して以来、日本では馴染みの少ないブランドになっているため、果たしてどんな車なの?と思っている方も多いことだろう。

そんなIONIQ 5とNEXOを間近で見ることができるスポットが期間限定でオープンした。原宿駅前に2月19日にオープンしたのは、ライフスタイル提案型POP UPスペース「Hyundai House Harajuku(ヒョンデ ハウス 原宿)」。期間は2022年5月28日(土)までの限定となる。ヒョンデが掲げている “LIFE MOVES.”=ZEVから生まれるサステナブルで創造的な新しいライフスタイルを具現化し、体験できるスペースとして誕生した。通常の自動車ショールームのように車両展示や試乗・購入相談ができるだけではなく、2階にはドリンクバーを併設したラウンジスペース(利用の際はHyundai公式ホームページからの会員登録が必要)もある。ここでは、世界の食と農を取巻く社会課題の解決を目指すウェルフード・ブランド「Imperfect」のフェアトレードコーヒーやスナックなどが提供されるなど、サステナビリティにも真摯に取り組んでいる。

LIFE MOVES.に共鳴する5人のクリエイターとともに、HyundaiのZEVによって実現する自由で豊かな暮らしのアイデアを創りだす「LIFE MOVES. People」プロジェクトの展示ギャラリー。

EV「IONIQ 5」の実車を展示しつつ、その特徴を体感できるIONIQ 5 Living。

HyundaiのEV「IONIQ 5」のデザインコンセプトであるParametric Pixel(パラメトリックピクセル)の世界に没入できる、鏡と映像によるフォトジェニックなインスタレーション空間。

水素で走行し、環境汚染物質排出ゼロに加えて、微小粒子状物質(PM2.5)を取り除く空気清浄機能を実装したFCV「NEXO」の展示スペース、NEXO Garden。

先進運転支援システム(ADAS)などの様々な新技術を搭載する「IONIQ 5」に乗車しながら、その安全性能と快適なドライビングを体験できる約15分間のドライビングシアター。

また、5人の「“LIFE MOVES. ” People」との共創プロジェクトから生まれた新しい暮らしのアイデアの展示や、車を五感で楽しむことができるインスタレーションなどのさまざまなコンテンツも用意された。「“LIFE MOVES. ” People」とは、「働く・遊ぶ・纏う・食べる・住まう」の各分野で活躍する5人のクリエイターとヒョンデとの共創プロジェクト。本プロジェクトを通じて開発したプロダクトを「Hyundai House Harajuku」内のギャラリースペースで展示する他、本年6月以降には、実際に体験できるツアーの実施を予定しているという。

5人の「“LIFE MOVES. ” People」

1) 働く:工藤 桃子(建築家)
「WORK CLOUD」
誰でも好きな場所で、IONIQ 5のV2Lを利用し空気で膨らませると、拠点を作れ、ワーケーションを可能にするプロダクトを開発。雲に乗るように自由に、好きな場所に拡散し、浮かぶようにWORKを、そしてLIFEを楽しむことができるプロダクト。

2)遊ぶ:大田 由香梨(ライフスタイリスト)
「水の惑星で遊ぶPlay in the Water planet」
サステナブルな未来の暮らしのヒントを、「水」の循環の中で遊びながら学べる一泊二日のラグジュアリーツアーを開発。排出するのは水だけ。そして走りながら空気を綺麗にする車・NEXOで、長野県野沢温泉村を訪ね、水、自然の中で遊びながら、水の循環、暮らしの循環を体感し、これからの暮らしのヒントを学ぶことができる。

3)纏う:石川 俊介(ファッションデザイナー)
「Sustainable Travel」
IONIQ 5のインテリアで使用されているサステナブル素材を活用した、トラベルバッグを開発。洗練されたデザインと、自然の中でも楽しめるタフさを兼ね備えた、サステナブルなファッションアイテムとして提案。

4)食べる:五十嵐創(農家/シェフ)
「食の循環を体験する」
神奈川県の藤野で、土を耕し、野菜を収穫し、調理し、食べ、自然に帰すまで。食の一連の循環を体験できるサステナブル・フードツアーを提案。また、そのツアーで使用するための、IONIQ 5のV2Lで給電して使用するモバイルキッチンも開発中。

5)住まう:長坂 常(建築家)
「旅する住まい」
IONIQ 5 で牽引して、都市生活を日常のまま自然に持ち出すことができるモバイルハウスを開発。光を透過するしなやかな外装で自然に溶け込みながら、IONIQ 5 のV2Lによって、料理や仕事はもちろん、大スクリーンで映画を楽しむ、新しい住まいを提案する。


Hyundai House Harajuku
所在地 :東京都渋谷区神宮前6-35-6
営業期間:2022年2月19日(土)~5月28日(土)
営業時間:平日 11:00~20:00 休祝日 10:00~20:00
入場方式:入場無料 ※混雑時は入場制限の可能性がございます。
休館日 :なし
HP   : https://www.hyundai.com/jp/brand/brand-space
試乗  :Webサイトからの事前予約制、空き枠があれば当日受付も可能。
     https://www.hyundai.com/jp/purchase/test-drive
問い合わせ先:03-5962-7573

オクタン日本版編集部

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