コルベット68年の歴史が一堂に会す! シボレーファンデイ2022ですべての歴代コルベットが揃った

General Motors Japan / Tomohiro AOYAMA

あのポルシェ 911よりも長いヒストリーを、現在も継続しているスポーツカー。シボレー コルベットは、アメリカを代表するスポーツカーであり、偉大なる歴史を持つ世界的にもめずらしい存在だ。

1954年に生産が開始されたコルベットは、現在に至るまでそのヒストリーを途切れさせたことがない。そんな歴代8世代のコルベットが、一堂に会する機会があった。まるで真夏を思わせる見事な五月晴れに恵まれた2022年5月28日、富士スピードウェイで行われた「CHEVROLET FAN DAY 2022」での会場での話だ。

シボレーオーナーだけが参加できる、シボレーファンのためのイベントである同イベントは、今回が3回目となるシボレーオーナーのためのお祭り。その目玉のひとつとして用意されたプログラムが「コルベット ヘリテージカー展示」だった。参加オーナーのパーキングに当てられた、富士スピードウェイAパドックの一角に設けられている扇型に8台だけ並ぶ異様なスペース。ここに、歴代コルベット8世代すべてが集結したのである。

Aパドックに設けられた、ヘリテージカー展示コーナー。扇形に並べられた8台の中央には、コンクールデレガンス入賞の3台がお披露目された。

初代のC1から、最新のC8まですべてが並ぶ様は、まさに圧巻のひと言。会場にいる全参加者が写真や動画を撮っていたと言ってもいいくらい、終始人だかりができていた。驚くべきことは、最新のC8を除く7台すべてがオーナーカーであり、ナンバー取得をしているということ。みな走行できる状態で維持していて、イベントの最後に行われたパレードランにも8台全車が参加していた。

初代 C1コルベット(1954~1962年)

最新の第8世代、C8コルベット。この車両はGMジャパンが用意したデモカー

第7世代 C7コルベット(2014~2019年)

第6世代 C6コルベット(2005~2013年)

第5世代 C5コルベット(1997~2004年)

第4世代 C4コルベット(1983~1996年)

第2世代 C2コルベット(1963~1967年)

各車両はオーナーカーということもあり、オリジナルを維持している車両もあれば、思い思いにカスタムを楽しんでいる車両もある。2代目のC2がコンバーチブルだったこともめずらしかったが、特に3代目のC3の状態がよく、オリジナルコンディションを保っていることに驚いた。後述のコンクールデレガンスでも入賞するほど、会場の人々の目にも留まったようだ。

第3世代 C3コルベット(1968~1982年)8台の中でも特にコンディションが良く、コンクールデレガンスでも見事3位に輝いた。

そしてイベント終盤には、このヘリテージカー8台の扇の真ん中に、会場で最も注目を集めた3台が並んだ。参加車両すべてを対象に投票が行われた「コンクールデレガンス」の入賞車である。3位には、ヘリテージカーの中からC3が、2位にはセンスのいいレーシーなカスタムを施したC7がそれぞれ受賞。そして1位には、こちらも綺麗にチューニングされたオレンジの最新モデルC8が選ばれた。各オーナーには、GMジャパンの若松社長から記念のトロフィーが授与された。

コンクールデレガンス2位入賞の、C7コルベット コンバーチブル。GTウイングを備えたレーシーなエクステリアに仕上がっている。

コンクールデレガンスで優勝した、C8コルベット。フロント、サイド、リアの各エアロパーツとゴールドカラーのホイールが、オレンジのボディに見事にマッチングしている。

過去最多181台の参加車両、366名の参加者がサーキット走行やオーナー同士の交流を楽しんだ「CHEVROLET FAN DAY 2022」。会場には、コルベット以外のシボレー車も多く見られた。カマロは、現行モデルだけではなく過去のモデルも参加が多く、もちろんアストロやタホなどのミニバンやSUVも見られた。さながら、シボレー・オールスターズだ。

フルノーマルのC3コルベット。2桁ナンバーが付いていたことから、長い間大事に乗られていることがわかる。

4代目カマロ後期型のZ28。こちらもフルノーマルで綺麗にコンディションが保たれていた。

1990年代に日本でも流行ったミニバン、アストロも健在。こちらは、正規輸入されたスタークラフト製のハイルーフ仕様だ。

会場にいるほとんどの車から流れる、V8 OHVの独特なサウンドを聴きながら、コルベットの歴史、そしてシボレーとGMの歴史を存分に感じられたイベントだった。


文・写真:青山朋弘 Words and Photography: Tomohiro AOYAMA

オクタン日本版編集部

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