アルファタウリがオンラインオークションでファン垂涎のスペシャルアイテムを大放出！

スクーデリア・アルファタウリが、特別なモノや高級品を専門に扱うオークションサイト”Catawiki”とパートナーシップを締結し、F1関連アイテムを大放出するオンラインオークションを5回にわたって開催することを発表した。

出品されるのは、Catawikiのモータースポーツ・エキスパートが厳選した過去最多の300点以上のコレクターズ・アイテムで、その中には、スクーデリア・トロロッソ時代とスクーデリア・アルファタウリ時代のものだけでなく、F1チームの過去と現在のシーズンのものも含まれている。オークションに出品されるのは、例えばホイールナット、フラップ、フロントウイング、リアウイングといったマシンの様々な部品から、ドライバーのレーシングキット、ヘルメット、ピットクルーのオーバーオール、さらにはF1世界選手権を戦ってきたマシンのモックアップから実際のレーシングカーまで実に多様だ。





スクーデリア・アルファタウリとCatawikiは、これらのオークションを通じて、F1ファンの手の届くところにF1の特別な魅力を届けることを目指している。毎週75,000以上の品物がオークションに出品され、世界中から何百万人ものバイヤーが集まるCatawikiは、アルファタウリにとって今回出品される素晴らしいアイテムの新しい持ち主を見つける理想的なパートナーだと言えるだろう。フォーミュラ1の急成長と人気は、コレクターズ・アイテムの市場拡大と密接に関係している。Catawikiでは2019年以降、スポーツ関連の記念アイテムの需要が2倍以上に増加しており、これはF1スポーツというスペクタクルがシーズンを越えてより多くの人々に浸透しているおかげであると言えるだろう。



このSTR11は、スクーデリア・トロ・ロッソがドライバーのマックス・フェルスタッペン、カルロス・サインツ、ダニール・クビアトの活躍により63ポイントを獲得した2016年シーズンに出走したマシンで、1回目のオンライン・オークションでは際立った存在となった。エンジンカバーに描かれたヨス・ピルクナーの雄牛のペイントは、F1のカラーリングでは初めて見られるもので、車に芸術的でダイナミックな印象を与えた。

ドライバーのサイン入りグッズは、スクーデリア・アルファタウリの2人の現役ドライバー、角田裕毅とニック・デ・フリースに加え、セバスチャン・ベッテル、ピエール・ガスリー、ダニエル・リカルド、カルロス・サインツといったチームの元ドライバーのグッズもあるため、それぞれのファンも大喜びだろう。彼らのドライバーキットは、サイン入り、サインなしの両方が出品されており、フェルスタッペンが着用した2016年のギアなどもある。



第1回目のオンラインオークションは、現在Catawikiで入札受付中。今後のオークションは今年の8月、9月、11月、12月に開催される予定だ。

ちなみに、Catawikiのロゴは、オーストリアGPとオランダGPでユウキとニックのAT04の外側のハロに表示される。

Catawikiのコレクタブル部門ジェネラル・マネージャーであるジュヌヴィエーヴ・ティールは、次のように話す。
「私たちはスクーデリア・アルファタウリと提携し、F1ファンやコレクターがレースの歴史の真に象徴的なピースを所有できるよう、彼らのアーカイブを公開する手助けができることを誇りに思います。スクーデリア・アルファタウリがワールドクラスのドライバーを育成する役割から、ユウキとニックの現在の才能あるラインアップに至るまで、私たちが共に提供するコレクションは、モータースポーツの記念品として本当に注目に値するものです」

スクーデリア・アルファタウリ・チーム代表であるフランツ・トストは、
「F1コレクターの皆さんにチームの豊かな歴史を身近に感じていただき、私たちの歴史の一部を所有する機会を提供できることを嬉しく思います。リビングルームにトロ・ロッソかスクーデリア・アルファタウリのどちらかのレーシングカーのミニカーが飾られているようなファンのガレージに、トロ・ロッソかスクーデリア・アルファタウリのどちらかのレーシングカーが置かれて欲しいです。Catawikiによって、これを可能にする最高のパートナーを見つけることができました」と語る。



最初に出品された70点のアイテムは現在すでにオークションにかけられており、2023年7月12日まで入札することができる。初回のオークションの収益の一部は、イタリアで今年5月のに発生した洪水と豪雨で被災した人々を支援するため、ファエンツァ市が運営する救援活動に寄付される。その後のオークションの収益の一部は、脊髄損傷研究に取り組む非営利財団「ウィングス・フォー・ライフ」に寄付される。