アストンマーティンが創業110周年を記念した特別なロゴを発表

今年で創業110周年を迎えるアストンマーティンは、一世紀以上にわたりモータースポーツに情熱を注いできたブランドである。その歴史を讃え、今シーズンのFIAフォーミュラ1世界選手権には特別なアニバーサリー・ロゴをまとって参戦することが発表された。

「110 Iconic Years」のアニバーサリー・ロゴが装着されるのは今年のニューマシンAMR23のノーズ部分。ランス・ストロールと、今シーズンからチームに加わったフェルナンド・アロンソがステアリングを握るマシンだ。110周年を記念する各種イベントは、2023年を通して開催され、シルバーストンで開催されるホームグランプリであるF1イギリスGPでは、特別なイベントが開催されるという。



今年は、アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1™チームがシルバーストンに建設中の最先端の開発施設の一部も完成する。2024年末に完成予定の面積37,000m2を誇るこの施設では、最先端の風洞実験室とシミュレーターが設置され、今後のモータースポーツ活動と量産モデル間の技術的コラボレーションが実現する。この施設は、アストンマーティン・ラゴンダがハイパフォーマンス・カーを開発する際にも活用できる可能性を秘めている。

次世代スポーツカーの最初のモデルの発表も予定しており、ハイパフォーマンス＆ウルトラ・ラグジュアリーの新時代を迎えるアストンマーティンにとって、2023年が記念すべき年となることは間違いないだろう。

アストンマーティン取締役会会長のローレンス・ストロールは、次のように述べている。
「アストンマーティンが創業してから110年となる2023年は、アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1™チームと栄光の歴史を誇るアストンマーティンの両方にとって、もっともエキサイティングな年の1つになるでしょう。アストンマーティンは今年、新世代の魅力的なハイパフォーマンス・モデルを発表して、ラインナップをさらに拡大します」

「フォーミュラ1®が世界中で大きな人気を博している現在、アストンマーティンがフォーミュラ1®に復帰したことによって、ブランドと製品イメージに変革がもたらされました。市場調査では、その影響は、アストンマーティンの認知度を向上させただけでなく、新しい世代のお客様に対する訴求力も高めていることが判明しました。フォーミュラ1®への参戦によって、アストンマーティンは、そのDNAに再びパフォーマンスという文字を注入しました。チームがシルバーストンに建設中の最先端の施設は、モータースポーツの最高峰で戦うというアストンマーティンの断固たる決意をさらに強化するものです」