フェラーリ365GT4 BBを所有する悦びを分かち合える、「共同所有」サービスとは

RENDEZ-VOUS

12気筒フェラーリのフラッグシップモデルであった365GT4 ベルリネッタ・ボクサーは、その後の512など12気筒モデルの元祖となったモデルともいえる。今回紹介するのは、58台のみが製造されたという右ハンドルモデル。過去には世界的アーティストであるエルトン・ジョンが所有していた同モデルがオークションに出品されたことを記憶している人もいるだろう。

この個体は、最初のオーナーに1974年にイギリスのフェラーリ・ディーラー「Maranello Concessionaires」へとデリバリーされたもの。最初のオーナーが1974年11月に購入し、1990年3月まで所有していた。その後、1990年5月31日にフェラーリのスペシャリストである「DK-Engineering」を通じて日本のクラシックカーショップ「ナイトーオートエンジニアリング」が日本へと輸入し、国内コレクターのもとへ届けられた。未登録のまま再びナイトーオートエンジニアリングを通じ、現在に至るという。



これまでのオーナー所有歴もしっかりと把握されたこの1台が、次なるオーナーを探している。ユニークなのは、オーナーは1名でなくとも構わないということだ。以前にもテスタロッサの共同所有で紹介した「RENDEZ-VOUS(ランデヴー)」が手がける「"1/8の価格"で購入できる」新しい所有のカタチが、この365GT4 BBにも適用されるのだ。

販売価格(オーナー権利1/8の場合)は687.5万円で、オーナー権利1/8の場合のオーナー特典は、年間12日間の走行権利、売却額の分配、納車式への参加権利、年間1回の走行イベントへの参加権利となる。

RENDEZ-VOUS代表の浅岡亮太氏は次のように語っている。
「憧れてはいたが、一人で購入するには手が届かなかった方々や維持管理の部分で一歩踏み出せずにいた方々が、共同所有を通じて夢を叶えてもらえたら何より嬉しいです。テスタロッサの時がそうであったように、BBもまた素敵な共同オーナーの皆さまとのご縁に恵まれることを願っています」

実車は1月23日(月)~2月6日(月)に川崎の「TREX KAWASAKI RIVER CAFÉ」で展示される。新車当時と同じブルー・ディーノ・メタリックの外装に、オリジナルの内装。新車デリバリー時の最初のライセンスプレートも当時のまま残された、世界に58台しか存在しない車を、まずはその目で確かめてみてはいかがだろうか。

新車でデリバリーされた当時の最初のライセンスプレートもそのまま残されている。



付属品(スペアタイヤ、タイヤカバー、ツールケース、Tax Discケース)もすべて完備している。


Ferrari 365 GT4 BB展示/販売会詳細
展示期間:2023年1月23日(月)~2月6日(月)
展示会場:TREX KAWASAKI RIVER CAFE
会場住所:神奈川県川崎市川崎区殿町3-25-11 The WAREHOUSE 1F
営業時間:月~金 11:00-21:00(L.020:30)、土日祝 9:00-21:00(L.O20:30)

オクタン日本版編集部

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