フェラーリの最新モデル「プロサングエ」が秋の京都で初公開

Ferrari

今年9月にイタリアで世界初公開されたフェラーリプロサングエが、ついに日本で披露された。お披露目された場所は京都、世界遺産に登録されている仁和寺である。

御室桜の名所として知られる仁和寺だが、秋の紅葉も非常に美しい。木の葉が色づき、見ごろを迎える11月8日、境内は真っ赤に染められていた。その赤とはモミジではない。そう、跳ね馬の赤色だ。

幻想的な赤い空間に登場したのは白馬ならぬ真っ白なプロサングエ。イタリア語で「サラブレッド」を意味する名が与えられた、75年の歴史で初めてとなる4ドア4シーターの新型スポーツカーモデルである。



プレゼンテーションに登壇したフェラーリ・ジャパンのフェデリコ・パストレッリ代表取締役社長は、次のように述べた。

「“妥協なく生まれた絶え間ない革新と、卓越した美しさの追求、純粋で誠実であり続けたいという願い”これはハートについて語っています。つまりフェラーリのレーシングDNA につながるものです。フェラーリのすべてはパフォーマンスを向上させるためにデザインされています。そしてそれと同等の努力がロードカーにも注がれているのです。すべてのフェラーリは何よりもまずスポーツカーなのです。そして、プロサングエはプロダクトレンジにおけるスポーツカーの位置づけなのです。そして妥協のない快適性と多用途性を備えたゲームチェンジャーなのです」



フェラーリ史上最も広いキャビンを有し、4名がゆったりと座れる4ドア4シーターでありながら、前後重量配分は49:51 とミドフロントシップのスポーツカーにとって最適とマラネッロのエンジニアが認める配分を成立させているところにも、妥協のないスポーツカーとしてのプロサングエの立ち位置を見てとることができる。



0-100km/h加速は3.3秒、0-200km/h加速は10.6秒。最高出力725cv、総排気量6496cc、最高回転数8250rpmの自然吸気V12エンジンを搭載しており、ユニークなドライビング・プレジャーを楽しめることは請け合いだ。



まったく新しく、かつ完全にフェラーリらしいドライビング・エクスペリエンスを実現させたプロサングエ。伝統を重んじながらも常に前進を続ける、フェラーリの精神を象徴するモデルといえるだろう。

オクタン日本版編集部

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