「Ralph's Coffee & Cars」が福岡で初開催!新旧英国車が勢ぞろい

Octane Japan

春爛漫。福岡の桜の名所である大濠公園、福岡城跡に隣接した福岡縣護国神社が英国車一色に染められた。東京ではお馴染みとなったラルフ ローレン主催のギャザリングイベント「Ralph's Coffee & Cars supported by Octane」が4月3日に福岡で初開催されたのである。

この日のテーマは“British Sports Cars, Old and New”=「すべての英国製スポーツカー」。あえてクラシックカーに限定せず、ブリティッシュカーオーナーの皆さんに集まっていただくことになった。

地元福岡の永三MOTORSが展開するアストンマーティン福岡とマクラーレン福岡の協力により、参道入口の大鳥居ではアストンマーティンDB11とマクラーレン720Sがお出迎え。

アストンマーティンDB11

マクラーレン720S

初開催ながら、開場時間の朝7時よりも早い6時30分にはすでに入場待ちの車が並んでいた。聞けば長崎からお越しになったという。



ひとたび開場時刻ともなれば続々と英国車が会場に集まり、およそ40台の車両が参道にずらりと並んだ。一言で「英国車」といってもブランドはさまざま。ジャガー、ロータス、オースティン、MG、トライアンフ、ミニ、ケータハム、ジネッタ、アストンマーティン、マクラーレン、さらにはホンダUKもご参加いただき非常にバラエティに富んだラインナップとなった。












マクラーレン福岡によるマクラーレンGTの展示。

アストンマーティン福岡によるアストンマーティンヴァンテージの展示。

ラルフズ コーヒーを片手に参加者同士が車談義を楽しみながら、ゆったりとした濃い時間が流れていく幸せな日曜日の朝。個性を押し出しすぎることなく、控えめながらもそれぞれの車両が存在感をしっかりと主張しているのはまさに英国車ならでは。神社の荘厳な空気と、英国車の落ち着いた雰囲気が絶妙にマッチしていた。当日の参加車両はこの記事の画像ギャラリーに掲載しているのでぜひチェックしてみていただきたい。



ステージにはラルフ ローレンの商品ディスプレイも。 

参加者同士で互いに投票をして表彰車両を決めるオリジナル企画では、3つの賞が用意された。各受賞車両は以下の通りだ。



Most Sporty Car ケータハムスーパーセブン
オーナーは「新しい車両なのですが、ステッカーの雰囲気などを評価していただけたのかなと思っています」とコメント。「出社前に参加させていただきました」とのことで、スーツ姿にヘルメットを着用し、この車で会場を後にした姿は痛快ですらあった。


Most Heritage Car ジャガーEタイプ
1964年のシリーズ1のロードスター。ファクトリーハードトップを装備している、新東洋時代のディーラー車だ。

Most British Car MGミジェット
表彰式の場がいちばん盛り上がったのがこの1980年MGミジェットだ。ご友人の多いオーナーの受賞に対して、仲間の皆さんから大きな拍手と歓声が贈られた。

絶好のお花見日和ということもあり、散歩途中に偶然通りがかった家族連れや若者のグループも足を止め、普段は見られないクラシック&モダンな英国車の数々をじっくり眺めている姿が印象的だった。

尚、このイベントの様子は福岡のニュースメディア「Fukuoka Now」のYouTubeチャンネルでもご覧いただける。当日、ご参加いただいた方はもちろん、来場が叶わなかった方もこの動画で会場の雰囲気を味わってみてはいかがだろうか。




文:オクタン日本版編集部

オクタン日本版編集部

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