マセラティの新型スーパースポーツカー「MC20」が、いよいよ日本でのデリバリーを開始

Maserati Meguro

2020年にモデナ、東京、ニューヨークの3都市で同時に発表されたマセラティの新世代スーパースポーツモデル「MC20」。車名の「MC」はマセラティ コルセの頭文字、「20」は、MC20を発表しレースへの復帰を宣言した2020年に由来する。

1926年に初めてマセラティバッジが与えられたTipo 26 、ユニークかつ革新的なシャーシ構造を採用したバードケージTipo 61 、そしてチャンピオンシップで勝利したMC12のマセラティという、マセラティのヒストリーにおける重要な3モデルにちなんだものであり、マセラティの伝統を継承するモデルとして注目を集めていた。



F1 由来のプレチャンバーを始めとする先端技術が投入された、自社開発のマセラティ製3.0リッターV6エンジン「ネットゥーノ」を搭載し、最高出力630ps、最大トルク730Nmを誇り、0-100km/h 加速は2.9 秒以下、最高速度時速325km以上を実現した。



このMC20がついに日本国内でデリバリーされた。「マセラティ 目黒」(東京都目黒区碑文谷5-2-5)がカスタマーに納車した個体はMC20のレーシーな走りをさらに魅力的に体感するため、内外装にカーボンファイバー製のオプションパーツが追加されている。また、ブレーキシステムには軽量なだけでなく、強度、形状安定性、耐久性にも優れたオプションのカーボンセラミック・ブレーキング・システムが装着されている。



ボディカラーは、MC20専用色として開発された全6色より、ツヤ消しの青みがかったパールホワイトであるオプションカラーのビアンコ・アウダーチェ(アウダーチェは“大胆不敵"の意)をチョイス。ブラックルーフとカーボン製のリアスポイラーを装着し、さらにインテリアにはアルカンタラ素材を選択したのは、カスタマー自身がスーパーカーレース・シリーズに参戦していた思い入れのあるレース車両と同じ仕様にするためだという。



これを皮切りに、日本でもMC20はカスタマーへ順次納車される予定だ。

オクタン日本版編集部

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