前オーナーは元F1世界王者。センスの良さが随所に光るアーリーブロンコ

Collecting Cars

アーリーブロンコと呼ばれる第一世代のフォードブロンコは、そのタフな躯体と愛嬌ある顔つきが魅力で、セレブからの人気も高い。2009年のF1ワールドチャンピオン、ジェンソン・バトンも例外ではなく、このスマートなダークブルーの1970年フォードブロンコに魅了されたひとりである。

バトンが4年間所有していたこのブロンコには、多くのカスタマイズが施されている。4.9リッターV8エンジンはFitech 燃料インジェクション、エーデルブロックのフィルター、プッシュボタンスタート付きのMSD点火キットでアップグレード。



また、グロスブラックのホイールアーチエクステンションとサイドプロテクションランナーを装備、フロントグリルや牽引フック、エンブレム周りにあしらわれた赤いアクセントも効果的だ。



ヘッドライトもアップグレードされ、クラシックなKCランプも装着している。35インチのBFGoodrichタイヤには、17インチのメソッドホイールが組み合わされた。



カスタマイズされた部分は他にもある。サイドウインドウ“無し”仕様に変更されたうえ、インテリアもクリームレザーでセンスよく仕上げられている。リアベンチの上にはブラックのハーフロールケージ、軽量ルーフフレーム、新しいソフトトップを備える。



バトンが所有するより前のサービス履歴は残されていないが、彼が手に入れてから施されたカスタマイズに関しては、それに伴う領収書が付属しているため、どのようなアップグレードが行われたかは一目瞭然だ。



この車両はつい先頃、オンラインオークションのCollecting Carsにて16万6000ドル(約1900万円)で落札され、新しいオーナーのもとへと旅立つことになった。新しいオーナーには是非とも、空力を追究したマシンを駆りコンマ何秒の世界でしのぎを削ってきたチャンピオンが、それとは対極にある無骨な愛車で余暇を楽しんでいた様子を思い浮かべながら、この車を引き続き大切にしてもらえればと願う。

オクタン日本版編集部

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