レトロでキュートなスクーター「プジョー ジャンゴ」に、ヘビーデューティ版が加わった

Peugeot Motocycles

1810年、フランス東部のエリモンクールを拠点に、製鉄業としてスタートした「プジョー」。ライオンのマークを掲げ、各種工具や傘、クリノリン、コーヒーミル、自転車など、鉄を材料としたさまざまな製品を生み出してきた。1898年、第1回パリ・モーターショーで、ド・ディオン・ブートン・エンジンを搭載したプジョー最初のモーターサイクルを発表した。



第二次大戦後には女性の社会進出が進み、身近な交通手段としてのスクーターが世界的なブームとなる。そんな中、1953年に登場したプジョー最初のスクーター「S55」は、フロントのトランクとキャリアや快適にタンデムできるダブルシートを特徴として、ヨーロッパ市場で大いに人気を博しした。その「S55」のコンセプトを現代に再現したのが「ジャンゴ」である。ネオレトロかつエレガントなスタイリングが印象的なジャンゴは多くの人々の楽しい移動の相棒として愛されてきた。



このたび、プジョー ジャンゴの2022年モデルが発表された。これらのモデルは2022年1月20日より、全国のプジョーモトシクル正規販売店にて販売がスタートしている。

1. DJANGO 125 SHADOW ABS(ニューモデル)

エレガントで都会的な印象の強かったジャンゴシリーズに、これまでとは異なる新しいキャラクターのモデルが誕生。ヘビーデューティなイメージが特徴で、オフロードやミリタリーを連想させる、艶消しダークグリーンのボディカラーを採用。



ミラー、ライトバイザー、「PEUGEOT」エンブレム、「Django」エンブレム、操作系パーツ、ボディモール、インナーパネル、フットボード、タンデムグリップ、タンデムステップ、テールライトカバー、ホイール、エンジンカバーなど、車体各部がブラックアウトされ、精悍なイメージが高められた。モデル名につく「SHADOW」は、ストリートだけでなくさまざまな道を走破することもできるという、ジャンゴが持つ隠れた一面(=SHADOW)を引き出し、新しい楽しみ方を提案するという意味を持つ。メーカー希望小売価格43万4500円。

2. DJANGO 125 ABS(ニューカラー追加)
ジャンゴシリーズの中でもスタンダードなグレード「DJANGO 125 ABS」に、新色2モデルが追加される。

ディープオーシャンブルー
メーカー希望小売価格43万4500円

ミルキーホワイト
メーカー希望小売価格43万4500円

3.継続販売モデル
以下のモデルは継続販売となる。

150cc
ジャンゴ 150 ABS(インクブラック)
ジャンゴ 150 エバージョンABS(ドラゴンレッド)

125cc
ジャンゴ 125 ABS(マットブラック)
ジャンゴ 125 ABS(インクブラック)
ジャンゴ 125 エバージョンABS(ドラゴンレッド)
ジャンゴ 125 スポーツ ABS(レーシンググリーン)

オクタン日本版編集部

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