走るか!? 1962年キヤデラック フリートウッド

Octane Japan

大きなニュースが入ってきた。今からおよそ60年前、当時の正規輸入元である梁瀬自動車株式会社で販売された1962年式キヤデラック フリートウッドが、関東のとある納屋で見つかったのだ。外装は真っ白と言えるほど多くの埃をまとっているが、ボディの腐食や錆はとても少ない。またインテリアについても、新車時のブルーのシート地がそのまま残っており、スイッチ類にも欠品がないようだ。少なくとも粗く乗りつぶされてきた「アメ車」ではないことは明らか。



放置されていた期間やオーナー履歴の究明はこれから。ただ、昭和37年にアメリカ製自動車の最高峰だったゼネラルモーターズのフラッグシップカーを、どんな方がどのように使っていたかは、実に気になるところである。このキヤデラックを管理されている方は、できればこの大型サルーンをきちんと走れる状態に戻すことを希望しており、今まさにその準備に入ろうとしている。まずは手始めにバッテリーを繋いでみたところ、なんとパワーウインドウが作動することがわかった。一見誰もが再生を諦めてしまいそうなクラシックカーだが、もしかしたら第二のステージが開けるかもしれない。



ただしこの後の展開は未定である。続報をぜひ期待してほしい。

オクタン日本版編集部

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