ベントレーバトゥール｜マリナーが作り出す幻想的な光の演出

Octane Japan 編集部｜ 2024.04.02

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ベントレーは、ベントレーマリナー部門が手がけるコーチビルドカー「ベントレーバトゥール」が持つ新技術であるウェルカムアニメーションを提供する新技術を公開した。

ベントレーにとって光の演出は、メタル、ウッド、レザーに続く大切な第四の素材となっており、2019年のコンセプトカーEXP100 GTのイルミネーションが施されたフロントグリルが初公開されて以来、徐々に進化を遂げてきた部分である。

DMD™デバイスは、415,800個の小さなミラーで構成された小さなシリコンチップだ。ミラーの動きによって動画が生成される。ミラー自体はアルミニウム製で、幅は16ミクロン。ミラーとヒンジのサイズが非常に小さいため、1秒間に何千回も反応することができ、それぞれのミラーがアニメーションの1ピクセルを構成する。

今回起用された先進のデジタルライトプロセッシング（DLP）は、車のドアを開けたときにアニメーション化されたウェルカム映像を生成するために刷新された。また、この新しいプロジェクションシステムは、今後オーナー自身が自分のクルマのために特注のウェルカムアニメーションを作成する…などという可能性も秘めており、デジタルパーソナライゼーションへの第一歩を踏み出す技術となるだろう。

ベントレーマリナーが生み出す技術革新や新しいカスタマイズ要素はいつも更なる高みを見せてくれる。今後の取り組みも楽しみである。