世界799台限定生産のフェラーリSF90 XX ストラダーレが日本初披露

Ferrari Japan

F1日本グランプリを直前に控えた9月20日、フェラーリジャパンはSF90ストラダーレをベースとしたスペシャル・シリーズ、SF90 XXストラダーレを国内で初披露した。

フェラーリ極東・中東地域代表 ディーター・クネヒテル氏(右)とフェラーリジャパン代表 ドナート・ロマニエッロ氏(左)



SF90 XXストラダーレはトラック専用マシンであったXXシリーズと、シリーズモデルの高性能版(スペシャルシリーズ)のふたつの要素を備えた、XXを名乗る初のロードカー。お披露目会場で登壇したフェラーリ極東・中東地域 ディーター・クネヒテル代表の言葉を借りれば「特別使用者の最高の技術特性とXXプログラムの技術特性が初めて融合した公道使用車」である。



本年6月にマラネロで発表されたときの様子はすでにレポートした通り(こちらの記事を参照)だが、実車を初めて見たときにまず強い印象を受けたのは、やはり固定式のリアウィングだ。リアウィングを装備したロードカーはF40、F50以来のことであり、この空力ソリューションにより得られるダウンフォースは250km/hで530kgに及ぶという。



クネヒテル代表取締役社長が「私たちが目指したのは、レーシングカーの“エキサイティングな体験”を再現すること」とコメントしたように、SF90 XXストラダーレのパフォーマンス特性は非常に高いものであることが期待できる。



披露イベントの会場には、今週末のF1日本グランプリに参戦するスクーデリアフェラーリのドライバー、シャルル・ルクレールも登場し、参加したゲストを沸かせた。

オクタン日本版編集部

無料メールマガジン登録   人気の記事や編集部おすすめ記事を配信         
登録することで、会員規約に同意したものとみなされます。

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

RANKING人気の記事