タイムレスでエレガント。フェラーリ ローマ スパイダーが早くも日本初公開

Ryota SATO

今年3月に発表されたばかりのフェラーリ ローマ スパイダーが日本でお披露目された。

V8の2+クーペとして好評を博しているフェラーリローマのプロポーション、フォルム、スペックに、ソフトトップが採用されたスパイダーであるが、このソリューションを使うフロントエンジンモデルがフェラーリのラインナップに復活するのは、1969年の365 GTS4以来、実に54年ぶりのことである。



お披露目の場に選ばれた東京湾を望む都内の特設会場では、“ラ・ノーヴァ・ドルチェビータ ”(新しい甘い生活)のコンセプトのもと、海辺のリゾート地のようなエレガントでラグジュアリーな世界が再現されていた。





フェラーリ・ジャパンのフェデリコ・パストレッリ代表取締役社長は、次のようにコメントした。

「私たちは、オープンカーを愛する人、そして初めてオープンカーを試してみたいと思うお客様のために、特別な車を作りました。フェラーリ ローマ スパイダーは、ドライビングスリルを最大限に楽しめる車です。都会を離れ、美しい道を走ることで、週末を最高のものにすることができます。あらゆるシチュエーションに対応する完璧なドライバビリティを追求した車なのです」





リトラクタブル・ハードトップに匹敵する音響快適性に優れた特別なファブリックによるソフトトップは、最高60km/hで走行中でも、13.5秒で開閉が可能。専用ファブリックやアクセントのステッチを含め、パーソナライゼーションのオプションが豊富に用意されていることも特徴だ。

パワートレインについてはフェラーリ ローマが誇る 620 cvのツインターボ V8とビークル・ダイナミクスを受け継ぎ、3,855ccのパワーユニットは、7,500rpmで最高出力620cv、比出力は161cv/Lに達する。加えて、わずか1,900rpmから最大トルクの80%を発揮するため、低回転域でもフレキシブルなピックアップを実現している。



発表の場で強調されていたワードは「エレガント」「シック」「快適」「美しさ」。フェラーリ ローマ スパイダーの魅力はまさにこれらの単語に集約されているといえるだろう。




写真:佐藤亮太、フェラーリ Photography: Ryota SATO, Ferrari

オクタン日本版編集部

無料メールマガジン登録   人気の記事や編集部おすすめ記事を配信         
登録することで、会員規約に同意したものとみなされます。

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

RANKING人気の記事