日本来港外国客船で最大級の『MSCベリッシマ』が日本初就航!沖縄発着クルーズも発表

MSC Cruises

ヨーロッパ最大のクルーズ会社であるMSCクルーズ。モータースポーツファンであれば、F1とグローバルパートナー契約を結んでいることをご存じの方もいるかもしれない。そのMSCクルーズの「MSCベリッシマ」が、2023年4月に日本初就航し、4月26日に横浜港へ入港した。日本で就航するクルーズ船としては最大級のMSCベリッシマは、総トン数約17万トン、キャビン数2217、総乗客数5655人、デッキ数19、高さ65メートル、長さ315メートル… 数字で見ただけでもスケールの大きさを想像できるが、実際にこの目で見るとその巨大さに圧倒されること請け合いだ。



4月27日には、MSCベリッシマの日本入港記念とMSCクルーズジャパンの15周年を祝した記念式典が催された。記念式典にはMSCクルーズのジャンニ・オノラートCEOが出席し、日本でのクルーズ再開の喜びを伝え、MSCクルーズの軌跡、現在、そして持続可能な未来の計画についてのプレゼンテーションを行った。

MSCクルーズジャパンのオリビエロ・モレリ社長

同式典にはMSCクルーズジャパンのオリビエロ・モレリ社長は、15周年を迎えたMSCクルーズジャパンの日本における継続的なサービス提供や、MSCクルーズにとって初となる日本での通年のクルーズ就航を説明した。

また、同時に2024年の冬季沖縄クルーズの販売が開始されることも発表された。2024年1月からMSCベリッシマは沖縄に移動し、石垣や宮古島、台湾の基隆を巡るショートクルーズを同年3月まで提供するという。

クルーズというと日本では年配のユーザーが利用することが多いと思われがちだが、MSCベリッシマは若い世代でもカジュアルに楽しむことができるクルーズ船だ。キッズ専用スペースも広大で(総面積は700平方メートル)、船内にはウォータースライダー付きのプールやボウリング場、バスケットボールやテニスが楽しめるスポーツプレックスなど、若い世代が楽しめる施設が非常に充実している。

2台のF1 VRマシンも設置。

もちろん大人向けのサービスも満載だ。レストランは12カ所、バー&ラウンジは20もある。カルーセルラウンジやロンドンシアターで上演されるエンターテインメント、カジノやカラオケ、スポーツジム、ブティックでのショッピングなど、長期間のクルーズでも飽きることはないだろう。

985席を誇る「ロンドンシアター」

屋内プロムナードの天井全体は、480平方メートルの巨大なLEDスクリーンで覆われる。

より上級のサービスを期待する人には、「船の中にある特別な船」をコンセプトにした「MSCヨットクラブ」がある。ここでは24時間対応のバトラーサービス、専用プール、ラウンジ、コンシェルジュデスクなどが提供され、ヨットクラブゲスト限定の極上のクルーズ体験を満喫することができるのだ。


MSCクルーズ 日本発着(横浜発着/沖縄発着)クルーズ
https://www.msccruises.jp/jp-jp/Homepage.aspx

MSCベリッシマ
https://www.msccruises.jp/jp-jp/Discover-MSC/Cruise-Ships/MSC-Bellissima.aspx

オクタン日本版編集部

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