写真で辿る、幻のカウンタックLP500 「復刻」のプロセス

Lamborghini

この記事は「生誕50周年プロジェクト|幻のカウンタックLP500 「復刻」ストーリー」の続きです。



ランボルギーニのポロストリコが3年間を掛けて復刻した幻のカウンタックLP500。完成までの道のりを写真で紹介しよう。

モノコックシャシーの復元をテーマとするシャシー、ボディの製作はこのプロジェクトのハイライト。トリノのエキスパートによってハンドメイドで作業は進む。2020年 3月から下準備が始まり、2021年 8月まで作業は続いた。

このステップではフロント部分を正確に位置決めの後、アライメントを正確に出すための重要な作業。

ドアも当然ながらゼロからアルミを叩き出し、ボディとのギャップ合わせを行う。

完成したボディの最終チェック。

ペイントの下準備。ブラックパートは既にペイント済み。

ホイールも切削でワンオフ製作。フロント7、リア9のオリジナルサイズ。但しオリジナルの素材はマグネシウム。

ピレリ財団のサポートはとても重要であった。アーカイブに保管されているヒストリカル・ドキュメントによって、1971年のLP500に装着されていたタイヤを再現することができた。ピレリはこの特別なタイヤを製造し、型式認定のためのテストを実施。公道使用も可能となった。

メカニカル・パートに関しては、当時の4リッターエンジンをベースとして、必要に応じて改造を加えた。完全にオーバーホールし、コスメティックなディテイリングも行われた。しかし実際は多くのモディファイが必要となり、細かなホールやステーなどを含めて、1971年に製作されたそれを鏡のように“再現”した。

LP500専用の42mmキャブレターをオーバーホール。1971年当時、4Lモデルは40mmであり、カウンタックの標準的なモデルは45mmキャブレターが装着された。


エンジン・ギアボックスのアッセンブリーとボディが結合。2021年1月から9月までの約9カ月間にこれら作業が行われた。

PPGのオリジナルカラーにてついに最終ペイント作業開始。


当時オリジナルであったコノリーの革素材を用いてインテリア製作作業。

2021年 9月から走行テスト開始。予想通りエンジンルーム・クーリングに関して幾つかの問題が発生。しかし、今回は最小限のモディファイにとどめられた。


文:越湖信一 写真:越湖信一、ランボルギーニ、AlbertSpiess、Lamborghini PoloStorico、Lamborghini CentroStile、BMW Group Classic

文:越湖信一 Words: Shinichi EKKO

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