さすがは英国!本格的すぎる「子どもが主役のクラシックカーイベント」

The Concours of Elegance

希少な自動車が集まる世界有数のクラシックカーイベント「コンクール・オブ・エレガンス」で、「ジュニア・コンクール」が今年も開催されることが発表された。ジュニア・コンクールは9月3日~5日に開催され、手作りの美しいハーフサイズや3/4スケールのペダルカー、電気自動車、ガソリン車が、インスピレーションを得た実物大の自動車と一緒に展示される。

9月5日(日)には、親子で「ワークスドライバー」と「メカニック」に扮し、レースで優勝したブガッティやワンオフのアルファロメオ、コーチビルドのフェラーリなど、貴重なコレクションの中から最大20台の車が登場する予定だ。ポルシェ911、ジャガーEタイプ、アルファロメオPSモンツァ、フェラーリF40などの代表的な車のディテールを取り入れたジュニアコンクールカーは、実車と同様にほとんどが手造りだ。忠実に再現された車は、“ペダル・パワー”が必要なもの、電気モーターや2ストロークのガソリンエンジンと遠心クラッチを使用したものなど、その複雑な機構はさまざまだ。 

今回展示されるフェラーリF40は、90年代初頭にアゴスティーニが製作し、フェラーリのショールームで販売されていたものをフルレストアしたものだ。世界で5台しか製造されていないと言われており、小型のガソリンエンジンを搭載している。また、1984年製のポルシェ911は、200台製造されたうちの1台で、2019年にすべてのオリジナルパーツを用いてレストアされている。



当日は、「ワークスドライバー」(主に子どもたち)が保護者の「メカニック」のサポートを受けながら車を運転し、コンクールライブステージに登場する。





アワードとして「Best Pedal Car」「Best Electric Car」「Best Petrol Car」「Most Original Car」「Best Dressed」などが用意されており、表彰が終わった後にはハンプトンコートパレスの敷地内でティーパーティーが開催される予定だ。

コンクール・オブ・エレガンスのディレクター、アンドリュー・エバンスは次のように述べている。
「昨年大成功を収めたジュニア・コンクールを、2021年も実施することにしました。このイベントは1950年から約32,000台が製造されたオースティン J40で人気を博した、オーダーメイドの子ども用自動車の魅力的な世界に光を当てています。昨年に引き続き、今年も、ヘッドランプや革新的なパワートレインを搭載し、実車をほぼ忠実に再現した、あらゆる年代の手作り自動車の素晴らしいコレクションを集めました。ドライバーやメカニックのサポートにより、ジュニアコンクールは他の貴重な展示と同様に見ごたえのあるものになるでしょう」

この展示は、女王陛下の95歳の誕生日を記念して集められた95台の英国車のコレクションや、次世代のクラシックカー愛好家に刺激を与えることを目的とした30UNDER30コンクールなど、コンクール・オブ・エレガンス期間中に展示される約1,000台の車を構成するコンテンツの一部だ。

また、2021年の特別企画として、次の50年のコンクール・デレガンスの主役となる可能性を秘めた「フューチャー・クラシック」、ジャガーEタイプの誕生60周年記念イベント、毎年ロンドンからブライトンまで巡礼に訪れる1905年以前の自動車のパイオニアたちを集めた「ヴェテラン・カー・ラン」などが用意されている。

コンクール・オブ・エレガンスでは、チャールズ・ハイドシェック社のシャンパン、フォートナム・アンド・メイソン社のピクニック、ジョディ・キッド氏が司会を務めるチャブ社のインタビュー、そしてアート、ジュエリー、ファッションの展示なども予定されている。自動車関連の展示以外においても贅沢な時間を過ごすことができるだろう。先日、さらなる3年間のサポートが決定したプレゼンティングパートナーであるA.ランゲ&ゾーネは、引き続き精巧な時計を展示する。2021年には、新たに「ザ・ペニンシュラ・ロンドン・ホテル&レジデンス」「Gooding & Co」「マクラーレン」といった長期パートナーも加わっている。

2021年のコンクール・オブ・エレガンスのチケットは、通常の入場チケットから3コースのホスピタリティ・パッケージまで販売されている。チケット価格は288ポンドから。

オクタン日本版編集部  

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