「伝統と未来」 オーストラリアで70周年を迎えたポルシェを祝う

Porsche AG

オーストラリアにおけるポルシェの歴史は今年で70周年を迎える。それを記念し、オーストラリアに輸出された最初のポルシェ2台が、新型タイカンと出会った。

記憶を辿る旅は、70年前にノーマン・ハミルトンによって輸入された356モデルが初めてオーストラリアの地を踏んだ、ポートメルボルンから始まった。次に訪れたのは、1951年11月1日にポルシェをオーストラリアで正式発表するカクテルイベントが行われた歴史的な場所、サウス・メルボルン・タウンホールであった。



そして旅の最後には、オーストラリアを代表するGPの開催地であるアルバートパークに到着。ここでは、モータージャーナリストのアンドレア・マシューズが、ノーマン・ハミルトンの息子であるアラン・ハミルトンと、長年のポルシェ愛好家で同国初の365カブリオレのオーナーであるグレッグ・オキーフとともに、ポルシェの豊かな過去と電撃的な未来について語った。ハミルトンは、1951年に父親がスイスに旅行した際に初めてポルシェと出会ったことを説明し、現在も続く家族のポルシェへの情熱を話した。



「ポルシェがトップの座を維持しているのは、品質へのこだわりと革新性、そしてエキサイティングなドライビングを実現しているからです」という。生涯をかけてポルシェを収集してきたオキーフは、このブランドへの愛と情熱は「シンプルさ、美しいフォルム、そして歴史」から来ていると説明する。



タイカンに試乗した二人は、この車がポルシェのスポーツカーの未来であることに同意した。スポーツサルーンが「ポルシェらしくない」のではないかと心配していたオキーフの思いも消えたそうだ。

オクタン日本版編集部

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