ブリティッシュアイコンが美しく進化 2021年 新型ボンネビルシリーズ発表




1959年誕生の初代ボンネビル T120
往年のブリティッシュスーパーバイク



初代ボンネビルT120は1959年に発売され、その圧倒的なルックスと常識破りのパフォーマンスでバイク界に変革をもたらした。ツインシリンダーとツインキャブレターを組み合わせたパフォーマンスと、大幅に向上したハンドリングに、英国流デザインと1950年代のアメリカンテイストを融合させたユニークさが受け、世界的な大ヒットとなった。1960年代にイギリスの若者から世界へと波及していったバイク文化をボンネビルが牽引したのだ。

この記念碑的モデルのネーミングは、スピードの聖地であるアメリカのボンネビル・ソルトフラッツにて、1956年にトライアンフのストリームライナー「テキサスシーガー」がオートバイの地上最速記録を更新したことに由来している。そのときの記録は時速214.4マイル、ドライバーはテキサス生まれの名レーサー、ジョニー・アレンだった。



初代ボンネビルT120は、ツインキャブレターを採用したトライアンフのパラレルツインエンジンとトライアンフ独自の軽量シャシーを搭載して他とは一線を画すパフォーマンスを発揮し、今日のモダンクラシックバイクの原点となった。1960年代にはT120を改造したカフェレーサーやカスタムロードスター、クルーザー、ボバー、デザートスレッドスクランブラーなどが次々と誕生した。こうして誕生したカスタムバイクは、次第に独自のスタイルとして確立され、現在も1959年の初代ボンネビルのDNAが脈々と受け継がれている。アメリカの伝説的映画スターのスティーブ・マックイーンをはじめ、時代を彩るスターたち もボンネビルを好み、ツーリングやレースやカスタマイズを楽しんだ。



ボンネビルが2001年にトライアンフのラインアップに復活して以来、トライアンフヒンクリー工場のR&Dセンターでは、ボンネビルを絶えず進化させてた。時代を超越したシルエットやブリティッシュツインのリッチなトルクのパフォーマンス、特徴的なサウンドといった往年のエッセンスとアイコニックなデザインを大切にしつつ、そのクラシカルなルックスに現代的な乗り味と万能性を融合させてきたのだ。いつの時代も最新のボンネビルをお届けするというコミットメントどおり、2021 新型ボンネビルシリーズは、トライアンフが誇るクラストップのハンドリング、上質なフィニッシュ、スリリングなパフォーマンスのすべてがワンランクアップしている。

ボンネビル T120
コバルトブルー/シルバーアイス ¥1,615,600
コルドヴァンレッド/シルバーアイス ¥1,615,600
ジェットブラック ¥1,576,000


Triumph モーターサイクル https://www.triumphmotorcycles.jp

オクタン日本版編集部

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