5年越しの夢を叶えた女性から届いた写真で綴る|ミッレミリア2020現地レポート①

Photo: Sumiko Kokonno

「いつかはミッレミリアに!」という5年越しの夢を実現するために、この困難な状況においても強い意志を持って行動を続け、今日からイタリア・ブレシアで始まったクラシックカーラリー、ミッレミリアに参加している日本人ペアがいる。2022年の北京-パリ・モーターチャレンジにも参戦する予定の爰野さんペアだ。今回は初のミッレミリア参戦であるうえに、周りに日本人参加者もおらず、言葉の壁もあり、日々刻々とパンデミックへの対応策も変わるという不安な状況。しかし持ち前の明るさでポジティブに行動を続け、ついに10月22日現地時間15時過ぎに無事にスタートすることができた。

参加者目線ならではのリアルな様子をWEB上でレポートできればと思い、現地からの写真を送ってもらえないかと爰野さんにお願いしたところ快諾をいただいたので、ここにいくつか紹介したい。

まずはスタート2日前の車検とチェックイン。練習会場では一番乗りで練習を開始したという。


4日間、1000マイル分の大量のルートブック。ホテルでの予習が欠かせない。


スタート前のランチ会場にて。赤×白のカラーと1000 MIGLIAのロゴが気分を盛り上げてくれる。

今回、ミッレミリア初参戦の爰野さん。


そしていよいよ、スタート会場へ。参加車両が続々と集まってくる。


PC競技用の手書きの表も装備完了し、あとはスタートを待つばかりだ。


スタート後はドライバーとコ・ドライバーに徹するため、おそらく写真を撮っている余裕もないだろうと想像する。現地からの写真が届けば随時SNSやWEBでお届けしたいとoctane.jp編集部も思っているが、まずは4日間を無事に走り切ることの方が大切。写真は二の次だ。


ミッレミリア初参加ということで、想定外のハプニングもあるかもしれないが、日本代表としてこれから1000マイルを元気に走破していただくことを願っている。4日間の初挑戦、続報を楽しみにしていよう。

文:オクタン日本版編集部

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