3 カ月ぶりの開催!フランス最大の会員数を誇る旧車クラブのミーティング

フランス最大の会員数を誇る旧車クラブ”ヴァンセンヌ旧車クラブ(Vincennes en Anciennes)”が、コロナウイルスによる外出禁止令が緩和され、3カ月ぶりのミーティングを開催した。その名の通りヴァンセンヌ城前にての開催だ。

毎月第一日曜に開催される。このクラブのミーティングは昨年の11月にお伝えしたが、その時はこのお城の前の道路の改修もあって場所を変えてのミーティングだった。いよいよ再開されるミーティングは、ヴァンセンヌ城での開催となったのだ。ヴァンセンヌ城は日本では余り知られていないがパリの西方にブローニュの森、東にヴァンセンヌの森がありそのヴァンセンヌにある城だ。

ヴァンセンヌ旧車クラブは夏と冬に行う”パリ横断(Traversée de Paris)”を開催している。700台ほどの旧車がこのヴァンセンヌを出発し、パリを横断し、西のムードンで終わる一大イベントのひとつだ。8月初旬に行われる夏の開催を今回は下旬に移して開催を決定した。そのエントリーもこのミーティンから開始される。さて、久しぶりのミーティングにみんな集まるだろうか?


本日の到着日本車第一号はホンダS800。ボディは現在レストア最中とのこと。
 
朝9時から12時までのミーティング。日曜の朝、ここでメンバーが集まり談笑するも良し、ここをきっかけにツーリングに出るも良し。とにかくここに集まる。みんなで盛り上がろうというゆるいミーティングだ。この会の会計を務め、T型フォードをはじめ10台のコレクションを持つティエリーさんと愛車イセッタで参加する奥さんのマリー=ピエールさんに挨拶もあるので少し早めに到着し、参加者を待つことにした。ゆるいミーティング、日曜の早朝と言うこともあり9時に集まっていたのは会長のジャック氏はじめ役員の人たちなどポツポツと。ゆっくりとしたスタート。道路工事が終わってはいたもののお城の方はまだ工事中。


旧車といえばミリタリーヴィークルは外せない。


イセッタとT型フォード、メリー=ピエールさんとティエリーさんのご夫婦の車が並ぶ受付テント。

入り口で参加車を迎えるのはカササギ”ピー”を2CVに乗せて看板にしているシトロエンのスペシャリスト”ブブ”ことブルノ氏。10時を過ぎる頃にはお城の前にちょっとした渋滞が出来るほど列をなして参加者が集まり始めた。ただでさえ初夏の週末だ。この森でピクニックをして過ごそうとやって来た家族連れや自転車、ジョギングの人々も足を止めてこのお城の前に並んだ旧車を眺めにやって来る。11時を廻ると3密もいいところ。まともに前に進めないくらいの人が集まっている。野外なのでマスクなどの制約が厳しくない上に、マスクになれていないフランス人。マスクをしていても話す度にマスクを外している風景に苦笑。普段は握手で挨拶するフランス人も今はただ「ボンジュール」と言葉だけ。仲がいいと肘同士を当てて挨拶したり、悪ふざけでお尻で挨拶なんていうのもちらほら。どちらにしても久しぶりのミーティングで盛り上がり方もすごい。この日200台を超える車が集まった。どんな車両が集まったかは写真を見てもらうことにしよう。


1956年にフランスで最も売れた車の一台シムカのアロンド。それを迎 えるブブさん、ことブルノ氏。


もう一台の日本車ダットサン280Z。


ここからはバイク編だ。まずはカワサキZ1300。6気筒モデルはフラン スでも愛好家が多く、バイクのイベントでは6気筒だけのコーナーが出来るほど。


ホンダのモビレット、リトルホンダはフランスではホンダ・アミーゴ 。

私事で恐縮ですが娘が14歳の誕生日を6月26日に迎えました。フランスは14歳から原付免許が取得可能。丸一日の教習で、学科、実技として教習所内での走行の後公道でもスクーターで実際に走ります。それが終われば免許交付。といってもフランスです。教習終了免許交付待ちという書類を貰ってその日から走行可能!免許証は通常3週間ほどで郵送されてくるとのこと。そこで!娘は8月末の”パリ横断”にティエリーさんにいただいたプジョー102でエントリーしました!しかし、フランスでのこの日の新規感染者は相変わらず500人越え。収束が見えてきません。8月末のパリ横断が笑顔で行われることを切に願うのでした。

写真&文:櫻井朋成 Photography&words: Tomonari SAKURAI

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