ベントレーが氷上でのレースに参戦!ステアリングを握るのは女性ドライバー

Bentley motors

ウィンターリゾート地であるオーストリアのツェル・アム・ゼーで開催される「GP Ice Race」に、ベントレー・モータースポーツが特別カスタムを施したコンチネンタルGTを参加させる。このイベントは世界各国から集まる、エンスージアストたちが愛車のロールス・ロイスやフェラーリ、ランボルギーニといった車で限界を挑戦する「贅沢な遊び」だ。

ベントレーは2007年と2011年に氷上速度記録を更新しており、世界中から注目されるイベントにてベントレーが誇るモデルの性能を披露するのだ。このアイスレース仕様のコンチネンタルGTは、2019年にパイクスピークで記録更新をした一台へのオマージュが込められている。氷点下での走行に備え、スチール製ブレーキ、ロールケージ、自動消火システム、レーシングバケットシート、4点式ハーネスといったような装備がされている。そして、この仕様の特徴であるルーフには、ベントレー・センテナリー・エディションのスキー用キャリアにボンバー製スキーを搭載している。 ボンバーは、スキー用品ブランドでベントレーとコラボレーションで定期的なイベントも開催している。





そして、パワーみなぎるこのマシンのステアリングを氷上で握るのは、WRCでも活躍しているイギリス出身の女性ラリードライバー、カティー・マニングスだ。ベントレー・モータースポーツで最近の活動においては、初の女性ワークスドライバーだ。彼女はヨーロッパ・ラリー選手権のレディース部門チャンピオンでもありながら、テレビコメンテイターとしても活躍している。

GP Ice Raceに参加するにあたり、「ツェル・アム・ゼーでのレースにベントレーで参加できるというチャンスを逃すことなど出来ません。コンチネンタルGTを実際に運転してみて圧倒されました。ダンスをするようにダイナミックで軽快な走りをするのです。これから、このベントレーでレースを出来ることをとても光栄に思います」とマニングスはコメントした。



ベントレーのモータースポーツ部門ディレクター ポール・ウィリアムズは、「プロトタイプのコンチネンタルGTをローンチの前に氷上でドライブしました。このような環境下にも関わらず、安全で制御レベルは信じられないほどでした。レースを繰り広げている姿を見るのが楽しみです」と話した。

オクタン日本版編集部

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