トヨタの超小型EVが東京モーターショーに登場│小型EVの想定用途とは?

TOYOTA

トヨタは東京モーターショー2019の「FUTURE EXPO」にて、「超小型EV」を出展する。

超小型EVは、免許を取りたての方や、高齢の方などが、買い物など日常の近距離移動をされることを想定して開発されたもの。小回りが利き、1回の充電で約100kmの走行が可能という特徴を持つ。近距離移動の用途で、環境に良い業務用車としての使用も想定している。

開発責任者の谷中壮弘は、「これから増えていく高齢の方々の様々なシーンで、移動の自由を提供し続け、豊かで活き活きとした生活を支えるモビリティをつくりたい。そして消費エネルギーやスペース、騒音など、周囲への負荷が小さい次世代のモビリティの広がりによって、より良い社会に向けお役に立ちたい」と語った。


また、6月に発表された「超小型EV ビジネス向けコンセプトモデル」も同じく、「FUTURE EXPO」に出展される。さらに、「歩行領域EV(立ち乗りタイプ/座り乗りタイプ/車いす連結タイプ)」TOYOTA i-ROADについては、有明エリアと青海エリアを結ぶシンボルロード「OPEN ROAD」で試乗可能となっている。

主な想定用途 
超小型EV ビジネス向けコンセプトモデル

短距離の営業や巡回業務など、短距離移動と離駐車を繰り返す業務での活用。移動と駐車、そして車内での作業や休憩を繰り返すスタイルに合わせた「移動するmyオフィス」。超小型EVの、広がりのひとつとして提案。

歩行領域EV 立ち乗りタイプ
空港、工場など大規模施設での巡回、警備。手荷物を持った移動

歩行領域EV 座り乗りタイプ
荷物が多い時の移動 歩行に支障がある方の移動



歩行領域EV 車いす連結タイプ
大規模施設、観光地での手動車いすの方へのレンタル

TOYOTA i-ROAD
2輪車サイズながら転倒しにくい特徴を活かした近距離移動(都市部のラストワンマイルや、観光/リゾート滞在中の外出)

一人ひとりのライフステージに合わせた、安全安心なEVでの移動が当たり前になる世界もそう遠くないであろう。

オクタン日本版編集部

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