贅沢すぎる至福の時間!クラシックF1、グループCカーから最新スーパースポーツまで勢ぞろい|Star Craft Classic Day in FUJI SPEEDWAY

Star Craft

神戸に本拠を置くスタークラフトが5月のはじめ、富士スピードウェイにおいて顧客をメインに招待した走行会「スタークラフト・クラシックデイ2022」を開催した。

スタークラフトは神戸のほか横浜や東京にも拠点を置き、一般的な整備・修理からレストレーション、各種カスタマイズ、レーシングカーメンテナンス、希少モデルの輸入販売まで、専門知識を要する車の取り扱いに長けた新進気鋭の自動車ファクトリーだ。神戸・魚崎浜にある工場の様子を覗いてみれば、日頃からクラシックスーパーカーやヴィンテージカーがぎっしりと入庫していて、なかにはEVコンバージョンを実施中の名車もあったりする。



当然ながら顧客には古今東西の名車コレクターが多く、往年の名レーシングカーはもちろんのこと、最新のトラックユースマシンや自ら設計したレーシングカーを所有するオーナーまでバラエティに富んでいる。

「とにかくお客様に喜んでもらえるようなサーキットイベントを開催したいと思っていたんです。日頃の恩返し、とでも言いましょうか。ゆったりと自分のペースでサーキット走行を楽しんでもらえるようクラシックデイと称して企画してみました」。そう事もなげに代表の室崎泰夫氏は語るけれども、そのために富士スピードウェイを1日貸し切るというのだから驚く。

平日とはいえゴールデンウィークの真っ只中。前後にはビッグイベントが目白押しの富士を1日おさえて、顧客に格安にて開放する。募集台数も50台程度に絞り、いくつかにクラス(スーパーカーやレーシングカー、タイムアタックやファミリィランなど)を分けても余裕をもって走行できるよう配慮した。実際、クラスごとの走行時間は20分×3本ながら、台数は各クラス十数台程度、他車を気にすることなく走行できるとあって、参加者たちはのびのびと自分のペースで富士を楽しんでいた。

2015年から16年にかけて世界中のサーキットで活躍したルマンプロトタイプ3(LMP3)マシンのリジェJS P3も現れた。日産製V8エンジンを搭載。

走るだけじゃない。見ているだけでも楽しいのがこのイベントの特徴だった。クラシックF1マシンやグループCカーもいれば、耐久レース用のLMP3マシンもいたり、さらには内外のクラシックカーから最新スーパースポーツまで、たいていの趣味の車が出揃ったからだ。スタークラフトの幅広い顧客層がうかがえる。

ランボルギーニ アヴェンタドール SVとスタークラフトが所有する2台のフォーミュラ・ルノーが並んでいる。この日は至るところで“異種格闘技戦”の様相だった。レーシングバトルではない、ジェントルマンな走行会なので、オープンホイーラーとクローズドが同時に走っても大丈夫。

なかでも注目を浴びていたのがアストンマーティン軍団だ。インポーターの協力もあって、DBSやヴァンテージF1エディションといった現行モデルを従えて、世界限定わずか24台のヴァルカンを筆頭に、限定88台で日本へ上陸したばかりのV12スピードスター“マーベリック”、さらにはレーシングカーのヴァンテージGT3などがピットに並んだ。レーシングカーの2モデルに至っては、オーナーが自らステアリングを握ったのみならず、プロドライバーのドライブで同乗体験を無料でできたからサービス精神もたっぷり。

トラック専用マシンで世界限定24台というヴァルカンも豪快なエグゾーストノートを発していた。7リッターのV12自然吸気で800psを発揮!



ウィリアムズやミナルディといったF1マシンとポルシェ962の共演も注目を浴びていたし、国内外のクラシックカーによるレーシングバトルも喝采を浴びていた。スーパーカーによるパレードラップもバラエティに富んで見ていて飽きない。ホスピタリティブースを覗けば、レストレーションを終えたメルセデス・ベンツ280SLパゴダ)やレストア途中のアストンマーティンV8の展示もあり、これなら一観客としてたとえ走らずとも見学だけで飽きない内容だったと思う。

富士山をバックに。ミナルディF1。この日は他にもウィリアムズF1もやってきた。

オリジナルデザイン&オリジナルシャシーのレーシングカーも登場した。コーナリングスピードは速く、市販して欲しいくらい高い完成度だった。

「また来年も開催するつもりです。自分も走りたいですしね」。そう笑顔で語る室崎氏。1日の終わり、わずかに空いた時間を狙ってレーシングスーツに着替えた氏はこっそりとフォーミュラカーに乗りこんでピットレーンを飛び出した。

室崎代表自らステアリングを握るフォーミュラー・ルノー。

前日の準備からイベントを支えたスタークラフトの面々。来年も開催予定。

スタークラフト
http://starcraft.co.jp/
info@starcraft.co.jp


文:西川 淳 写真:スタークラフト
Words:Jun NISHIKAWA Photography:Star Craft

文:西川 淳 写真:スタークラフト

無料メールマガジン登録   人気の記事や編集部おすすめ記事を配信         
登録することで、会員規約に同意したものとみなされます。

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

RANKING人気の記事

Current ISSUE