1964年の栄光を再び 優勝したミニにオマージュを込めた限定モデル

BMW

1964年のラリー・モンテカルロで、北アイルランド出身のドライバー パトリック パディー・ホップカークは、イギリス人 ヘンリー・リドンと共にカーナンバー#37のモーリス ミニ クーパーSのハンドルを握って総合優勝を収めた。ホプカークは、かなり強力なエンジンを搭載した車両と競争していたにも関わらずミニで勝利を果たし、伝説に残るドライバーとなった。

それから50年以上が経ち、2020年9月にMINI Hopkirk Editionが発表された。Cooper Sハードトップ2ドアモデルをベースにして、ドアの#37、「パディー・ホップカーク・モンテカルロ」の碑文、白いフードのストライプに合わせて、専用の外装塗装が施されている限定車である。オートマチックトランスミッションとマニュアルトランスミッションの両方から選ぶことができ、エンジンは178hpを発揮する。そして、それが今回ホップカークのもとへ納車された。



「MINIに敬意を表して名前を付けていただき、とてもうれしく思います。モータースポーツは今では私にとってずっと昔のこととなってしまいましたが、モンテカルロラリーでの勝利がこのように継承されることは大きな名誉です。 MINIのデザイナーは素晴らしい仕事をしてくれました。クラシックなミニと同じように、37番、ボンネットストライプ、カラーなどを受け継いでくれました。私の幸運な日々と素晴らしい記憶を思い出させてくれます」



その後、彼はラリー・モンテカルロと彼の勝利について回想し、次のように付け加えた。「誰もがモンテカルロラリーで勝ちたいと思っていたので、とても魅力的なイベントでした。ミニがやってきたとき、世界中が驚きました。ストレートコースではパワフルで大きなアメリカ車に負かされましたが、カーブで追い越せました!ミニがどれほど優れているかを示したのです」

MINI Paddy Hopkirk Editionは、イギリスとアメリカで注文可能となっている。

オクタン編集部

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