ジャケ・ドローが支援する壁面絵画アーティストとその独創的なプロジェクト

ジャケ・ドロー

ジェレミー・フェリントンとジョアンヌ・フェーヴルというフランス、ラ・ショー・ド・フォン出身のスイスの芸術家カップル(別名Muga & Ghost)が「アーバン・オデッセイ」プロジェクトを実施している。これは大陸を横断し、国境を越えて芸術を届ける長期プロジェクトで、これまで3年にわたり、世界のさまざまな文化やシンボルを反映した絵画で広大な壁を彩ってきた。

インドでの作品
モロッコでの作品

神話や地元の伝説から着想を得た絵で世界を彩ってきた2人の芸術家は、インド、モロッコ、スコットランド、メキシコを巡り、それぞれの国の創設神話を描いた見事な作品を完成させた。ポンディシェリ、フェズ、エディンバラ、グアナフアトで地元の文化に飛び込んだMuga & Ghostは、住人の文化や伝統を忠実に表現した都会的な絵を描いている。

メキシコでの作品
スコットランドでの作品

芸術と常に密接な関係を保っているジャケ・ドローは彼らのグラフィックに魅了され、スイスとラ・ショー・ド・フォンという互いの共通点もあり、この2人のアーティストを支援することを決定。ジャケ・ドローは3世紀前にも、画家、エングレーバー、ジェムセッティング職人、そして熟練の「高温焼成」エナメル職人との協力で、名高い美術館に展示される本格的な芸術作品を生み出すほどに、芸術を推進する姿勢を貫いていることは特筆に値する。今日においても、ラ・ショー・ド・フォンのアトリエに集められたこれらの装飾工芸技術はジャケ・ドロー・クリエーションを担うとともに、ジャケ・ドローというブランドは芸術家の支援にも意欲的に取り組んでいる。

Muga & Ghostの「アーバン・オデッセイ」という壮大な冒険旅行は、1758年にピエール-ジャケ・ドローが自らの作品を紹介するためにスペイン、フランス、イギリス、ロシア、中国の宮廷を巡った旅を彷彿させる。ストーリー性のあるアプローチは、芸術にもブランドの腕時計の歴史的物語にも、どちらにもぴったりとマッチするのだ。

Muga & Ghost

Octane Japan 編集部

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