120年前に誕生した最古のフィアットが再び公道を走る

FCA

世界でも有数の長い歴史を持つフィアットは、ロイヤル・オートモーティブ・クラブが主催する"ボナムス・ロンドン-ブライトン・カーラン 2019"のオフィシャルスポンサーを務めている。このイベントのスポンサーを務めているということは、ブランドにとって名誉でもあるのだ。

ロンドン-ブライトン・カーランは、1905年製の車から対象としており400台以上が参加する。英国で開催されるものだが、2019年度はフィアット120周年を記念する意味も含まれる。イタリアンブランドのフィアットがイギリスのナショナル・モーター・ミュージアム(NMM)とコラボレーションし、最古のフィアットである1899年 フィアット 3½ hpが60マイルの旅に参加するとのこと。

この貴重で歴史的価値を持つ1台はFCA UK Ltdが所有しているもので、普段はNMMに展示されている。今となっては非力に感じるかもしれない697ccのエンジンで、最高速度は34km/hとのこと。

フィアットが120年でどのように進化し、またその根底に流れる哲学はどのようなものであるのか、垣間見える瞬間であろう。

オクタン日本版編集部

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