8億円超えのアストンマーティン19セット限定モデル 実車公開

Aston Martin

2台セットで販売されるアストンマーティン DBZ センテナリーコレクションがどちらも実車で公開された。1台は復刻版のDB4 GT ザガート、もう1台は最新モデルとなるDBS GT ザガートで約8億8000万円で販売され、19セットすべて完売となっている。

セットで販売することによって、クラシックと未来のつながりを表現しているもの。DBS GT ザガートは5.2リッター V12 ツインターボエンジンを搭載し、760bhpのパワーを発揮する。エクステリアは特別に作られたスーパーノヴァ・レッドが採用され、ブラックとゴールドでスポーティな引き締まった印象を与える。



ルーフとリアデュフューザーはカーボン製で、グロス仕上げになっている。フロントとリアに付けられた18金のアストンマーティンウイングバッヂもポイントである。インテリアはスパイシーレッドのレザーが採用され、ザガートのシンボルである"Z"がシート全体とヘッドレストにあしらわれている。


3Dプリンターで製造された金属パーツとカーボンの組み合わせで仕上げられたインテリアは、アストンマーティンによると自動車に用いられるのはこれが初だという。特に、ゴールドPVD加工が施されているパーツは職人の手によって仕上げられるもので、完成までに100時間を要するそうだ。アストンマーティンのカスタム部門"Q"によって、特別な素材やユニークなデザインを加えることも可能。


ザガートデザインハウスのチーフを務めるアンドレア・ザガートはこのようにコメント。「アストンマーティンのエレガントで上品でありながらも純粋な美しさを失わないスタイルは、ザガートのデザインと完璧に融合します。このコレクションは過去と未来をつなぐ橋であり、イノベーションへの新たなアプローチでもあります。そして、2台セットというコンセプトは新たな基準を世界に提示するのです」

すべてのコレクションはアストンマーティンのワークスの職人たちによって手作業で仕上げられ、デリバリーは2019年下旬を予定している。

オクタン日本版編集部

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