ジュエリーを自分流に解釈するアート ショーメが展覧会開催

ショーメは、メゾンのジュエリーカルチャーにおける新たなる一面をご紹介する展覧会「オートルモン」を、サンジェルマン通り165番地のブティックで2019年10月1日(火)より11月2日(土)まで開催する。「オートルモン」と題されたこの展覧会は、フォトグラファー ジュリア・ヘッタが撮影した写真を通して、ファッションや自由気ままな発想に導かれ、大胆かつ創造的な使い方を工夫することでジュエリーを自分流に解釈するアートを探求する。
 
フェロニエールと呼ばれる額と髪に巻き付けるネックレス、肩や足首につけるブレスレットなど、イタリアのルネッサンス期の流行から今日のファッションによる自己表現に至るまで、ショーメはジュエリーの独創的な使い方を提案してきた。元来の用途に縛られずに身体や洋服、髪などを優雅に飾るとき、それは全く新しいアクセサリーとなる。1780年より創業の地であるパリのエスプリを育みつつ、ファッションや芸術に触発されて絶えず自己革新しているショーメには、”異なる使い方を想定したジュエリー”を創作してきた歴史があり、メゾンのアーカイブに保存されたスケッチや写真の中に、驚きや困惑といった感情を覚えるようなジュエリーを見いだすことができることからも裏打ちされている。

オートルモン展は、この古い伝統を現代的な感覚で再解釈し、アートとファッションが、歴史とトレンドが、メゾンの遺産と現代のクリエーションが交わす、前例のない対話を目にすることができる。ショーメのアーカイブ資料、過去と現代のジュエリーに加え、デジタル化された巨匠の作品、メゾン・ルブランから借り受けた15~19世紀の歴史的な額縁に収められたジュリア・ヘッタによって撮影された写真が25点展示される。スウェーデン出身のフォトグラファーであるジュリア・ヘッタは、オランダの巨匠やルネッサンスからインスパイアされて制作したそうだ。


 
ハイジュエリーネックレスはヘッドバンドとなり、ジュ ドゥ リアンやリアン セデュクシオンのロングネックレスはショルダーストラップやアンクレットとして使われ、エスピエグルリのブローチはプレシャスなヘアピンとして登場し、リアン エヴィダンスのマリッジリングは髪留めとなり、ジョゼフィーヌ エグレットのブレスレットは手のひらを飾るジュエリーという新たな使命を見いだし、ビー マイ ラブのカクテルリングはスカーフリングへと変身する。

1847年にパリで創業したメゾン・ルブランは、額縁商として世界でも有数の老舗であり、現在に至るまで創業者一族の手を離れたことがない。このメゾンは六世代にわたり、個人コレクター、アートギャラリー、デコレーター、フランス内外の美術館からの依頼で、古典絵画、近代絵画、現代絵画の額装にたずさわってきた。ルブランの知識と経験に信頼を寄せる一流美術館のリストには、ルーヴル美術館、オルセー美術館、ルーヴル・アブダビ美術館、リヒテンシュタイン美術館、ニューヨークのメトロポリタン美術家、ロンドンのナショナルギャラリーといった名前が並ぶ。

ルブランが額装を担当した傑作のうちには、レオナルド・ダ・ヴィンチの「岩窟の聖母」(ルーヴル美術館)、エドゥアール・マネの「草上の昼食」(オルセー美術館)が含まれている。20世紀初頭にニューヨークの5番街に支店を構えたことで、ロックフェラー家もメゾンの著名な顧客の一覧に加わった。

メゾン・ルブランの現在の当主であるヴィルジニー・フカン・ルブランは、「今回の展覧会のためにメゾン ショーメとのパートナーシップで制作された作品をご覧いただけることを誇らしく思います」と述べている。

ショーメ ハイジュエリー コレクション 「オートルモン」
開催期間:2019年10月1日(火)~11月2日(土)
場所:ショーメ サンジェルマン ブティック
住所:パリ6区 サンジェルマン165番地
#Chaumet165

オクタン日本版編集部

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