モノコックのような剛性をもつ安心感
どうも海でプレジャーボートに乗るのがが好きではないという方からは、波を叩いたときに船全体から出るキシミ音が気になるといった声を聞くことが多い。
ボートは船体(ハル)やデッキなど大きなパーツを組み合わせて接着をしているので、歪みを受けるとノイズが出る場合がある。普通のボートのハルFRPなど軽量な樹脂材で製造するが、トヨタは従来、あえてアルミで船体を成型して、波を柔らかく乗り越えるような設計をしている。
だがこのPONAM 28-Vはさらに進化。ヤンマーとの共同開発により、FRPとアルミの特徴を生かしながら、カーボンを加えたハイブリッドハルを採用して船体重量も低減。また新構造により複雑な曲面成形が可能となり推進抵抗を低減し、振動の少ない快適な乗り心地を実現している。
レクサスのイメージを一部取り込んだというインテリアは、決して豪華ではないがシンプルで使いやすいもの。ボートは高額なエアコンがオプションの場合が多いが、それが標準でこの価格設定は評価できる。
PONAM-28Vは「2016年日本ボート・オブ・ザ・イヤー」を受賞。最新技術の採用により、風・潮を感知する位置制御を可能とし、停船時の船体位置の保持や、流し釣り時での船首方位の固定などが可能となっている。
価格は Eグレード 2,073万6,000円、Sグレードで2,505万6,000円(税込)となる。
詳しくはこちらで確認いただきたい。
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