『Octane』UKスタッフによる愛車日記。今回は、2000年ホンダ・インテグラ タイプRのパンクにもめげず、自分が住む町でクラシックカーを満喫しているマシューのレポートをお届けする。
タイヤがパンクしていることを出かける直前に発見。これほど気が滅入ることはないだろう。ある晴れた日に愛車のホンダインテグラに乗り込んだ瞬間、ハンドルに違和感を覚えた。ため息をつき、車から降りて確認すると、助手席の前輪が完全にパンクしていた。急いで空気を入れようと試みたが、耳をつんざくような音がする。どうやらドライブウェイの先を越えるのは無理そうだった。そこで仕方なく、アウディA2に乗り換えた。
面白いことに(その時は全く笑えなかったが)、A2も数週間前にアクシデントによってパンクしてしまった。あの時はタイヤが完全に破損してしまったが、ホンダのパンクは幸いにも修理可能な「釘穴」だった。そして同じ日、3年間探していた純正のフロアマットがついに届いたこともあり、気分は少し回復。アフターマーケットのものはどうもしっくりこなかったし、こういった細かい部分が車を完成させるのだと改めて実感した。
インテグラが復活したので、地元のカーショーに出かけたり、ノーサンプトンシャーのボートンハウスでグレン・ワディントンのBMW E30と一緒に展示したりした。驚くほどバラエティ豊かな集まりで、ロールス・ロイス・シルバーゴーストからルノースポール・メガーヌR26.Rまでさまざまな車が並んでいた。
この町に住んでちょうど2年が経つが、いまだに住み続ける理由の一つは素晴らしいクラシックカーショーがあるからだ。中心街が通行止めになり、数百台のクラシックカーが押し寄せて町を占拠する。今年は初めて、ただの観客ではなく車を持参して参加することに。その結果、素晴らしい車好きたちと楽しい会話を楽しむことができた。このショーは車のオーナーだけでなく、子供や家族、そして日帰りで町に訪れた地元の人々にも楽しんでもらえるものだとも気づいた。
その後インテグラは数回通勤に使ったが、現在は整備が必要で、MoT(車検)も迫っているため、大きな旅行はしばらく控えている。前輪のブレーキをフルリフレッシュしてから車検に出したいと考えており、ホンダから6週間以上もバックオーダー中のブレーキパッドを待っている。また、エアコンを入れると補助ベルトから時々きしむ音がするので、そろそろそのベルト類も交換する時期だろう。
文:Matthew Hayward
オクタン日本版編集部
2024.10.08
本物とは何か|N°001 MINAMI AOYAMA DESI ...
アストンマーティンがデザインした邸宅、「N°001 MINAMI AOYAMA DESIGNED BY ASTONMARTIN(以下、N°001南青山)」は何もかもが異例尽くめ。アスト ...
2024.10.07
新たな伝説がここに。マクラーレン最新作「W1」がアンベール
マクラーレンから新たな伝説が誕生した。その名はW1。過去にF1、そしてP1といずれもスーパーカー界に大きな足跡を残した名車を生んできたマクラーレンの最新作である。Wは世界=ワールドのイニシャルだ。1は ...
2024.10.03
「ステアせずシェイクで」|自力でDB5のボンドカーを完全再現した男の物 ...
アストンマーティンDB5を見かけると、頭にジェームズ・ボンドのギターリフが浮かぶ人は少なくないだろう。映画に登場する車の中でも、007専用に造られたアストンマーティンが最も有名なのは間違いない。だが、 ...
2024.09.23
International Bugatti Meeting 2024 ...
2024年5月19日から25日にかけて、イタリア南部にあるシチリアにてインターナショナル・ブガッティ・ミーティングが開催された。欧米を中心に世界各国から66台もの希少なブガッティが参加し、精悍かつ華や ...
2024.10.02
優しい目をした従順な跳ね馬?フェラーリ・ドーディチ・チリンドリの走りや ...
マラネッロの新型フラッグシップ、ドーディチ・チリンドリ。イタリア語の名前を訳せば“12気筒”。なんとも直球ど真ん中なネーミングに驚かされたものだけれど、よくよく思いおこすとマラ ...
2024.10.04
ヨーロッパ遺産の日に、軍事博物館とブシュロンを訪れる|文化や歴史に触れ ...
ヨーロッパ遺産の日とは、各地で普段は訪れることができない場所が公開されたり、美術館などが無料で開放される特別な日だ。 アンヴァリッド併設の軍事博物館、中庭での展示 前回お伝えしたケリングに続いて、次に ...
2024.09.24
VWタイプ2の荷台にミウラのフロントが!? 秘蔵のジャンクヤードの全貌 ...
1950年代後半に北米に渡ってきたドイツ人移民、ルディ・クラインは当初、精肉店を営んでいたがヨーロッパの名車の解体・パーツ売買が儲かると気づき、1967年に「ポルシェ・フォーリン・オート・レッキング」 ...
2024-10-05 12:11:00
20年落ちのマセラティ4200GTを買うのはギャンブルなのか…?|『Octan ...
2024-10-09 12:11:00
価値が上がるから乗るんじゃない、好きだから乗るんだ|『Octane』UKスタッフの愛車日記
2024-09-26 12:11:00
雨の合間に、少しでもクラシックカーを楽しもう|『Octane』UKスタッフの愛車日記
2024-09-19 12:11:00
アルファロメオ・スパイダーのボディペイントは指揮者の如く|『Octane』UKスタッフの愛車日記
2024-09-08 12:11:00
オープンカーを楽しもう!|『Octane』UKスタッフの愛車日記