アジア初の「ミシュランキー」日本でひと足先に発表!108軒の旅館・ホテルがノミネート

Michelin

美食のガイドとして知られる「ミシュランガイド」に続いて展開されている、魅力的な滞在ができる宿泊施設をまとめたガイド「ミシュランキー」をご存じだろうか。今年の4月からフランス、アメリカ、スペイン、イタリアで各国初となるミシュランキーホテルを発表してきたミシュランだが、アジア圏ではじめて日本のミシュランキーを発表した。今回日本のミシュランキーに認定されたのは108 軒の宿泊施設。それぞれのホテルが「星」に変わって「鍵のマーク」で評価されており、1から3までの三段階に分かれている。



結果として2024年7月1日現在では、国内243軒のシュランガイドホテルセレクション掲載ホテルより、最上級の滞在を示す 3 ミシュランキーが6 軒、素晴らしい滞在を示す 2 ミシュランキー17 軒、特別な滞在を示す 1 ミシュランキー85 軒の、トータル 108 軒がノミネートされた。中でも高いレベルの評価である「最上級の滞在」を獲得したのは以下のホテルである。



強羅花壇(神奈川県箱根町)
富士山の麓に位置する箱根国立公園の真ん中、かつての離宮跡地に佇む旅館。現代的な建築と伝統的なスタイルが融合し、雄大な田園風景に囲まれている。洋室と和室を備え、木や石の露天風呂をしつらえる客室、巨大な岩を見上げられる屋外温水プールは特に印象的だ。

ホテル ザ ミツイ キョウト(京都府京都市)
かつての三井総領家の邸宅跡に建てられた本ホテルは、アンドレ・フーと日本のアーティストや建築家によってデザインされた 160 室の客室を備えたホテル。二条城の真向かいにあるホテルのエントランスは、300 年の歴史を持つ梶井宮門をくぐり、静寂の空間へと続いていく。ホテルは 1,300 平方メートルの壮大な中庭を囲み、地下に沸く天然温泉と素晴らしいスパを提供している。

アマネム(三重県志摩市)
日本で育まれた伝統的な美意識を基調とした現代的な空間で、日本らしいおもてなしを提供している。ケリー・ヒル氏による建築は、日本的であると同時に、現代的。伊勢志摩国立公園を見渡すこのホテルのスイートとヴィラからは、英虞湾の美しい景色を眺めることができる。客室はすべてプライベート温泉付き。広いスイートを 24 室備えるほか、6 名まで宿泊可能なヴィラは、366 平方メートル以上の空間にキッチンやリビング、ダイニングも備えている。現代風にアレンジされた会席料理を、素晴らしい景色とともに堪能することができる。

パレスホテル東京(東京都千代田区)
皇居の緑豊かな庭園の一部に滞在しているかのような好立地。皇居と首都の街並み両方の景色を思い出に持ち帰れる特別な場所。落ち着いた建築とデザイン、モダンジャパニーズのインテリアは重厚で、慎重に検討され、巧みに配置されている。ホテルが提案する多くの設備とサービスの一つがエビアンスパ。世界に知られる、レマン湖のほとりのユニークなエビアンスパを東京で体験できるのが嬉しい。

フォーシーズンズホテル東京大手町(東京都千代田区)
皇居の東御苑を見下ろす高層階に位置するホテル。上品なインテリア、贅沢な設えの快適空間だ。日本的な装飾と禅のインスピレーションを取り入れたラグジュアリーなスパ、高級なレストランやバーも備えたホテル。

ブルガリホテル東京(東京都中央区)
日本の首都にもかかわらず、イタリアにいるような気分を味わうことができるホテル。銀座、日本橋へのアクセスもよく、高層ビルの最上階にあるイタリアンクラシックスタイルのインテリア。客室とスイートはモダンイタリアンで、さりげなく日本のアクセントを取り入れた贅沢な空間。



より詳しい情報は、ミシュランガイド公式ウェブサイト(https://guide.michelin.com/jp/ja)および公式アプリより、ご確認いただくことができる。

オクタン日本版編集部

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