伝説のレンズ「タンバール」が現代に蘇った。独特のソフトフォーカス効果とボケ味をそのままに、デザインにはより現代的なアレンジが加えられている。
ライカは、レンジファインダーカメラ「ライカ Mシステム」のレンズラインアップを拡充する新レンズ「ライカ タンバール M f2.2/90mm」を発表した。このレンズは、1935 年に製造されたタンバールの復刻版で、独特のソフトフォーカス効果とボケ味などの光学設計をそのままに、現代的なデザインにアップデートしている。この復刻版オールドレンズは、さまざまな状況下での写真撮影に適し、独特で魅力的な雰囲気のポートレートを写しだすことを運命づけられたかのように、撮影後のデジタル処理では出せない魅力を持ちあわせている。
新しいタンバールは、オリジナルレンズとほぼ変わらない光学設計と特性が受け継がれている。唯一異なるのは3群4枚のレンズで、現在は環境による影響や腐食から保護するためレンズの表面にシングルコーティングが採用されている。また20枚の絞り羽根によって、完璧な円形をした独特のボケ味が生みだされる。
さらにこの復刻版タンバールは、オリジナルレンズと同様のレンズ構成およびブラックペイント仕上げと赤と白2色の絞りの刻印を採用している。一方で、ローレットやレタリングや目盛表示のほか、レンズ設計の高精度さを強調するため特別に採用されているシャープなエッジ部分と面取り加工など、現代的なディテールも追加されている。
「ヴィンテージブラウン」のレザー製で丈夫なレンズケースのデザインは、80年前のオリジナルを隅々まで再現。センタースポットフィルターが安全かつ手軽に収納できる点も過去のデザインと同様だ。
「ライカ タンバール M f2.2/90mm」は、ライカストア、ライカブティックおよびライカ正規特約店にて2017年11月から発売される予定。詳しくはライカ公式ページよりご確認いただきたい。
2024.05.03
名前はズバリ「12気筒」!フェラーリ「12Cilindri」(ドーディ ...
最近のマラネッロは予測不可能なことばかり起きる。他のスーパーカーブランドがここのところたいてい“予想通り”の商品展開をみせているのに対して、フェラーリには“いい意味 ...
2024.05.04
ヤナセグループがフェラーリの取扱いを開始|「ヤナセ フィオラーノ モト ...
株式会社ヤナセのグループ会社、ヤナセ フィオラーノ モトーリ株式会社がフェラーリの販売拠点、「ヤナセ フィオラーノ モトーリ」を東京都新宿区に開設し、2024年4月27日から営業を開始した。店舗の内外 ...
2024.05.10
これぞ眼福!著名カロッツェリアの名車が勢ぞろい|Ralph’s Cof ...
2024年2月18日に東京プリンスホテル駐車場で、『Ralph’s Coffee and Cars, supported by Octane』が開催された。今回はイタリアのデザインスタジオ ...
2024.04.23
かつてスーパーカー少年の心を掴んだポスターカー|フェラーリ512「時速 ...
このフェラーリ512BBは最高速度188mphを宣伝するポスターに登場した車両そのものだ。今日でも謳われた通りの実力を有しているだろうか?ロバート・コウチャーが多くの子供部屋に貼られた512BBに乗る ...
2024.04.17
スーパーカーなど80台、希少スニーカー100足 etc. ひとりのコレ ...
RMサザビーズがカナダ・オンタリオ州トロントにて、来る5月31日から6月1日にかけて「Dare to Dream(夢への挑戦)」と銘打たれた自動車とスニーカーのオークションを開催する。翌週にはモントリ ...
2024.04.27
倉庫に眠っていたボコボコのアストンマーティン V8はその後どうなった⁉
年月を経て少し傷んだ車を直すことは、新車を購入するよりも満足度が高い。その理由はモノを大切にするという崇高な志によるところが多いが、それ以上に、車と過ごした多くの時間と体験の積み重ねによって価値を増し ...
2024.04.07
フランス・ミュールーズにある世界最大規模の自動車博物館を探訪|560台 ...
紡績王シュルンプ兄弟によるコレクションが展示される国立自動車博物館。その後半は弟フリッツの車、特にレースへの情熱で集められたレーシングカーのコレクションを中心に紹介していく。自らブガッティType35 ...