時計師の手仕事と 情熱を感じたい人へ捧げる時計

1755年に創業したヴァシュロン・コンスタンタンは、現存する最古のジュネーブ時計ブランド。屋根裏部屋を時計工房にした凄腕の時計師(通称キャビノティエ)たちが、最高峰の時計を作ってきた。

同社では、ジュネーブ時計産業の伝統を現代へと継承している証明として、多くのモデルで「ジュネーブ・シール」という公式認定を取得している。「ヒストリーク・コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ 1955 」は、1955 年に発表されたヴァシュロン・コンスタンタン初のクロノグラフ。牛の角を思わせるラグデザインが特徴で、クラシカルな美しさを作っている。



2015年にプラチナ、2016年にはピンクゴールドが発売されたが、2019年はステンレススティールケースモデルが誕生した。手巻き式クロノグラフは、古典的なメカニズムの美しさを堪能できる希少な時計。キャビノティエの魂を、直接感じ取ることができるだろう。

細かいパーツまで職人が手仕事で丁寧に仕上げたムーブメント、キャリバー1142を搭載。シースルーバックからは、心臓の鼓動のようにチクタクと時を刻む姿を鑑賞できる。

手巻き、SSケース、ケース径38.5㎜。420万円

(ヴァシュロン・コンスタンタンTEL:0120 - 63 - 1755 )

文:篠田哲生 写真:岡村昌宏(CROSSOVER / P88-89 ) Words:Tetsuo SHINODA Photography:Masahiro OKAMURA

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