去る2018年4月27日、日が長くなり、夏も近づいてきた春の夕刻。英国の自動車ブランド アストンマーティンの世界観を体感することができる施設、The House of Aston Martin(アストンマーティン青山ハウス)にて1夜限りの特別なイベントVANTAGE NIGHT-Produced by Octane-が開催された。
イベント名にもある「VANTAGE」とはアストンマーティンの車両名だが、弊誌オクタン日本版が年に一度発行しているアストンマーティン専門誌のタイトルでもある。2016年より日本では年に1回発行しており、2018年3月30日にもVol.3を出版している。本イベントはその出版を記念し行われた。
18時、ゆっくりとしたテンポの選曲からパーティーは始まった。DJはFPM(FNTASTIC PLASTIC MASCHINE)こと、田中知之氏。会場に音を響かせるのはアストンマーティンの純正オーディオも手がけるバング&オルフセンのハイエンドスピーカー BeoLab 50 (べオラブ 50)だ。
招待されたゲストが集まった頃、心地よい音に包まれながらカーライフエッセイスト吉田由美氏が進行をスタート。オクタン日本版およびVANTAGE編集長である堀江史朗も加わり、アストンマーティン専門誌VANTAGEについてのエピソードや、会場となったアストンマーティンのブランドセンター「The House Of Aston Martin」についての対談が行われた。
マジシャン KiLa氏
トークで会場が温まってきた頃、プロマジシャンKiLa氏が登場。得意とする体験型のマジックでは、付けていたはずの時計が消えたり、カードが宙いて回ったりと、予測不能な展開に会場は驚きと感動でざわめく。
(左)FPM 田中知之氏 (右)インテリア&プロップスタイリスト 窪川勝哉氏
また、オープニングにてDJパフォーマンスを披露したFPM田中知之氏と、インテリア&プロップスタイリストの窪川勝哉氏のスペシャルトークショーも行われた。音を楽しむこと、スタイルを楽しむこと、そしてアストンマーティンの魅力について、普段は聴くことのできないプロ同士の熱いトークで会場を楽しませた。
その他、会場ではライフスタイル展示も行われた。今回掲げるもう一つのテーマは「DriveIing with Style 」。アストンマーティンのような紳士な車を楽しむ時、どんなライフスタイルを想像するだろうか?その一部をご紹介しよう。
バング&オルフセンからは普段使いしやすい小型オーディオの展示。音の質感はもちろん、洗練されたフォルムとカラーリングはディスプレイとして楽しむのにも最適だ。
アストンマーティンレーシングのオフィシャルスポンサーでもある日本生まれのパパイヤ発酵食品「Immun’Age(イミュナージュ)」の特別展示。普段よりThe House Of Aston Martinで販売も行っているのでぜひご確認いただきたい。
アストンマーティンおよびアストンマーティン・レーシングの公式パートナー、公式ウォッチ パートナーおよび公式コネクテッド ウォッチ パートナーとなったタグ・ホイヤー。会場ではアストンマーティンコラボレーションモデルの特別展示が行われた。タグ・ホイヤーとアストンマーティンの情熱が絡み合い表現された美しいモデルはゲストの視線を奪った。
アストンマーティンとパートナーシップを結び、英国紳士らしいスタイルを提案するハケットロンドン。1Fにはかっちりとしたジャケットスタイルを。2Fには少しカジュアルなスタイルの展示を行った。これからの季節にぴったりな夏らしいさわやかなスタイルだ。
英国で長らく愛されている老舗ブランド、グローブ・トロッター。本イベントでは4段積みトランクの演出に加えて最新のカラフルなミニトランク「ザ・ロンドン・スクエア」が会場を彩った。
「シガーロ」の特別展示では紳士の必需品であるボディーケア用品が展開された。クラシカルな懐中時計型ケースに入ったソリッドパフュームや、ディスプレイとしても使える洒落た木箱入りのマウスウォッシュなど毎日のケア少し楽しみになるプロダクトだ。
アストンマーティン専門誌VANTAGEの世界観を存分に味わうことができたこのイベントは、1夜限りのスペシャルなイベント。その贅沢さもまた、「VANTAGE」な夜には丁度いいのかもしれない。
VANTAGEマガジンの関連記事はこちら。
2024.04.07
フランス・ミュールーズにある世界最大規模の自動車博物館を探訪|560台 ...
紡績王シュルンプ兄弟によるコレクションが展示される国立自動車博物館。その後半は弟フリッツの車、特にレースへの情熱で集められたレーシングカーのコレクションを中心に紹介していく。自らブガッティType35 ...
2024.04.12
イタリアを代表する御曹司が特注した、ミリタリー仕様のフェラーリ458イ ...
イタリアを代表する華麗なる一族といえば、フィアットを創業したアニェッリ家であろう。フィアット社を通じて1969年にはフェラーリとランチアを、1986年にはアルファロメオを、そして2009年にはクライス ...
2024.04.16
モーニングクルーズ ロータスエリートミーティング&オールドロータス|新 ...
代官山 蔦屋書店で毎月第2日曜日に開催しているモーニングクルーズ。4月14日はロータスエリートミーティングとジョインし、オールドロータスをテーマに開催された。(ここで指す「エリート」は「初代エリート」 ...
2024.04.11
モデナで作られるマセラティ純血エンジンを搭載した名車たち
初開催のフォーミュラE東京大会で衝撃的な優勝を遂げてからまだ1週間と経っていないのに、今度は独自開発したV6エンジンに的を絞ったサーキット試乗会を行なうというのだから、最近のマセラティはなんともアグレ ...
2024.04.08
海外にも多くのファンを持つ「元祖・COOL JAPAN」|モデルファク ...
ポルシェやフェラーリの名前は知っていても、モーガンやパガーニの名前を知らない“クルマ好き”はいる。模型の世界でも、タミヤや京商の名前は知っていても「モデルファクトリーヒロ」の名 ...
2024.04.12
連載:アナログ時代のクルマたち|Vol.24 ポルシェ356Aスピード ...
ポルシェの名が付くスポーツカーが誕生したのは第2次世界大戦後のことである。その基本構造が、同じポルシェ博士が開発をしたフォルクスワーゲン・ビートルと同じだったことから、“ビタミン剤を飲み過 ...
2024.03.29
ランボルギーニ、その60年はV12と共にあり|60 Years of ...
ランボルギーニの起源にまつわる物語はよく知られている。イタリアン・エキゾティックの世界で新参者のフェルッチョが注目を集めるためには、フェラーリに匹敵するエンジンを持たねばならなかった。そこで彼は世界最 ...