2019.04.08
英国とスイスの合作カメラ|AUTOMOBILIA 第10回
今回は、カルトなカメラの話をとりあげる。カルトQカルトという語にわたしが親しみを感じるようになったのは、1990年代の初頭にフジテレビ系列で放送された、カルトQという番組に因るところが大きい。深夜にう ...
2019.04.04
自動車雑貨店だった! 高級ブランドの知られざるもうひとつの起源|AUTOMOBILIA 第9回
ダンヒルには大きくふたつの起源がある。ひとつは1893年の英国ロンドンでアルフレッド・ダンヒルが旗揚げしたDunhill’s Motorities、すなわちダンヒルの自動車雑貨店。もうひと ...
2019.03.26
1949年発刊の古書『ル・マン24時間』の美しい挿絵|AUTOMOBILIA 第8回
前回に引き続き紙モノを。今回は1949年に出版されたル・マン24時間の本である。書籍をとりあげるのは本稿第三回のローレンス・ポメロイ著「ザ・グランプリカー」以来二回目。奇遇なことに、「ザ・グランプリカ ...
2019.03.07
フェラーリF1レースカーの「部品」を蒐集する|AUTOMOBILIA 第6回
以前にとりあげた、万年筆は、使える、という点で誰にとっても一定の存在価値がある。今回の中古ピストンやコンロッドはどうだろう。これらに実用性は皆無。趣味のない人には、単なるゴミ以外の何物でもない。まずは ...
2019.03.01
フェラーリの「跳ね馬マーク」誕生秘話にもつながる万年筆|AUTOMOBILIA 第5回
文明と終焉 あるいは 文化と永続性いきなりの堅い話で恐縮なのだが、文明とは、文化にまで昇華されない限り、終焉に向かうものと考えている。歴史で習ったように、古来さまざまな文明が生じてきたが、文明と名のつ ...
2019.02.14
コレクター垂涎のフェラーリとポルシェの「ミニカー」|AUTOMOBILIA 第4回
洋の東西を問わず、子供から大人まで広く愛されているミニカー。今回はオートモビリア(自動車関連蒐集対象物)として捉えたモデルカーの話。普段何気なく使っているミニカーやモデルカーといった言葉、ここではまず ...
2019.02.06
ロウレンス・ポメロイの「ザ・グランプリカー」|AUTOMOBILIA 第3回
今回とりあげるのは、オートモビリア(自動車関連蒐集対象物)の中心的存在である書籍。それこそ数限りなく存在する自動車関連書物のなかから選んだのは、ロウレンス・ポメロイによる「ザ・グランプリカー」である。 ...
2019.01.30
欧州では定番の収集アイテム「自動車ピンズ」の魅力|AUTOMOBILIA 第2回
オートモビリア(自動車関連蒐集対象物)を肴に彷徨う第二回は、ぐっと身近なピンズ。実はピンズの世界も奥が深く、自動車メーカーを擁する欧州大陸の国々、特にフランス、ドイツ、そしてイタリアに収集家が多い。ピ ...
2019.01.24
あなたの知らないオートモビリアの世界|AUTOMOBILIA 第1回
オートモビリアについて書いてみたいと常々考えていた。「レストア」とか「旧車趣味」といった語に較べ、「オートモビリア」は、まだそれほど浸透していないように思えたから、というのは表向きの理由。正直に話すと ...
2018.12.24
蒐集するなら今!フランスの正月菓子ガレット・デ・ロワのおまけ「フェーブ」
自動車関連のアンティーク商品を紹介する連載『AUTOMOBILIA』。今回は毎年1月の公現祭に欠かせない菓子、ガレット・デ・ロワに付属するフェーブについて。順を追って、まずは公現祭とは何か、から。 公 ...