2019.04.07
プリンス自動車のインサイドストーリー 第2回│プリンスとル・マン
古き良き時代。クルマそのものが高嶺の花だった終戦直後から昭和30年代にかけて、日本にも高級車専業メーカーを志した企業が存在した。これは日本自動車史の異端児、プリンス自動車のインサイドストーリー。前回は ...
2019.04.07
輝きを取り戻したルビー色のフェラーリ│注目されなかった1台のいま
フェラーリ250GTルッソは、60年代のコンペティション・フェラーリの圧倒的な輝きの陰に隠れた存在だった。しかしロバート・コウチャーはこのエレガントなグランドツアラーの真の魅力を再発見したのである。ク ...
2019.04.06
335台のクラシックフェラーリを検査してきた人物にインタビュー
トニー・ウィルスは、英国でフェラーリ・クラシケのプログラムを運営するコンサルタントだ。主な仕事は年代物のフェラーリが、オリジナルスペックに準拠しているかどうかを明らかにする証明書を発行することだ。年間 ...
2019.04.06
水面を駆ける跳ね馬│フェラーリのバッヂを付けたスピードボート
フェラーリのバッジを許される唯一のスピードボート。これはそのボートにまつわるストーリーである。100mph以上のスピードで水上を走り抜けるボートに乗った事がある人は、滅多にいないであろう。私は最先端の ...
2019.04.06
288GTOとF40をつなぐ「幻の架け橋」
その姿を目の当たりにしたことがある者はひとにぎりに過ぎない。しかし、過激なスタイルを持つこのレーシングスポーツがなければ、名車"F40"も誕生しなかったかもしれないのだ。数あるフェラーリの限定モデルの ...
2019.04.05
たちまち10000回転まで吹け上がる12気筒ボクサーエンジン│フェラーリ312B2
美しいオリジナル状態を保ちつつ繊細にレストアされた、ジャッキー・イクスが駆ったフェラーリF1。跳ね馬70年代の記憶がまざまざと呼び覚まされる。フェラーリが1971年に走らせたF1、312B2の第1号車 ...
2019.04.05
時代に先駆けたフェラーリ│美しい外観に潜んだ斬新さ
ミドシップV12エンジン・レイアウトを採用したセンターステアリング3座席フェラーリとして誕生した365P。1969年からキネッティ家によって守られてきた。そのボディの下には、その外観からはまったく予想 ...
2019.04.01
臆病者はおことわり | フェラーリ 375MM ベルリネッタ
フェラーリのオリジナル・ファクトリー製で、1953年ル・マン24時間レースに出場したわずか3台の競技用ベルリネッタのうちの1台である、シャシー・ナンバー「0320AM」の「フェラーリ375MM ベルリ ...
2019.03.31
エンツォ・フェラーリ最後のスーパーカー F40を分析する
「F40 を買いたい人は、まず妥協を学ばなければなりません」こう話すのは、フェラーリのスペシャリスト、DKエンジニアリングのジェームズ・コッティンガムだ。「誰もが走行距離の少ない車を望みます。触媒コン ...
2019.03.29
初心者マークを付けたフェラーリ│最初の車はショーカーの250 SWB?
マクラーレンM1B、グループB仕様のランチア037、ポルシェ935、アルピーヌA110、ドラージュD6 3リッター・グランプリなど、レーシングヒストリーを持つマシンが目白押しのオークションがあった。特 ...
2019.03.28
「卵」の愛称で呼ばれた先進的なフェラーリ|166MMがこの形になった理由
マルゾット兄弟がリメイクした1950年フェラーリ166MMの先進的なスタイルは、10年先のレーシングカーを予言するものだった。マッシモ・デルボがUovo─卵の歴史を解き明かす。1950年、イタリアはま ...
2019.03.27
忘れ去られたフェラーリ?フェラーリの転機を象徴する348 tbセリエスペチアーレ
348 セリエスペチアーレについては聞いたことがないという人も多いのではないだろうか。フェラーリの転機ともいえる興味深い時期を象徴する限定バージョンにもかかわらず、すっかり忘れ去られているようだ。アメ ...
2019.03.25
フェラーリ128LM V12エンジンをレプリカにする究極の技術とは?
ここに、フェラーリのモデルメーカーとして世界にその名を知られた親子がいる。テルツォ、そして息子のステファノ・ダリア氏だ。そんな彼らが語る、13スケールモデルの最高傑作が128LM V12エンジンとその ...
2019.03.24
エンツォ・フェラーリ・ミュージアムの新展覧会│時代を経ても変わらぬ美しさ
イタリア・モデナに位置するエンツォ・フェラーリ・ミュージアムにて"Timeless Materpieces"と名付けられた新たな企画展が開催されている。フェラーリが生み出してきたGTカー、スポーツカー ...
2019.03.22
フェラーリの未来を変えたモデル?エンツォも愛した実用的なフェラーリ 250GTE
レース育ちの心臓と"250"の称号を持ちながら、DB4より安く実用的。"250"フェラーリを手に入れ、その伝説の響きと栄誉を我が物にしたいなら、250GTEほど手頃な入り口はない。ただし、そこには"2 ...
2019.03.21
エンツォ・フェラーリが1人の男に贈った特別なフェラーリの物語
車が好きな真面目なイギリス人がいた。よく働く彼はやがて成功を収め、迎えた妻のためにフェラーリのコンバーチブルをプレゼントした。しかしその男はフェラーリのドラムブレーキに満足せず、ホイールごとジャガーD ...
2019.03.21
エルトン・ジョンが所有していたフェラーリがオークションに
イギリス人世界的アーティストであるエルトン・ジョンが所有していたフェラーリがオークションに出展される。当時のフェラーリにとって12気筒フラッグシップモデルとなった365GT4 ベルリネッタ・ボクサーで ...
2019.03.20
もしも「フェラーリ250GTO」を買うことになったら|最高の名車を手にするための財力と労力を解説
フェラーリ250GTOが売りに出ているそうだ。そのオーナーになるには、どうしたらいいのか アンドリュー・イングリッシュが調査した。世の中にたった39台しかないフェラーリ250GTOのうちの1台が売りに ...
2019.03.20
フェラーリ栄光のエンブレムが誕生するまで|伊空軍のエースパイロットとエンツォとの歴史
フェラーリといえば「跳ね馬」のエンブレムが思い浮かぶ。そこには興味深い歴史が秘められている。1918年6月、イタリア空軍のエースパイロットであったフランチェスコ・バラッカ伯爵は、オーストリア軍に対する ...
2019.03.20
白紙から設計された特別なマシン│フェラーリF40
F40は私にとって特別な一台である。試乗した時間がとても長かったからだけでなく、その登場が実に衝撃的であり、この世のものとは思えない存在だったからだ。そのときのイメージは現在もほとんど変わっていない。 ...
2019.03.20
クラシックフェラーリが再び息を吹きこまれる│フェラーリ・クラシケとは?
フェラーリ・クラシケとは、フェラーリのクラシックカーのレストアとメインテナンスを行う、イタリア本社マラネッロにある専門部署の名称であり、そのシステムのことである。マラネッロで製造されたオリジナル車両が ...
2019.03.20
フィアットのバッヂを付けたフェラーリ?驚異的なコストパフォーマンスをもつ1台
フェラーリに流れるレーシングカーの血脈を最も手頃な価格で手に入れられるのがフィアット・ディーノ・クーペだ。その誕生の裏には、フェラーリの傑作V6エンジンでF2レース参加資格を得るという野心があった。ア ...
2019.03.20
小さくも大きな革新をフェラーリにもたらした1台「ディーノ」
ディーノはフェラーリ社としては「初めてづくし」の車であった。V6エンジンは初めて。ロードゴーイングカーとしてのミッドシップも初めて。まして大量生産への取り組みなど、やったことがなかった。それまでのモデ ...
2019.03.19
フェラーリ250という伝説|1952年〜1965年までの18車種を徹底解説
公道上で、そしてサーキットで、これほど数多くの伝説を生み出したモデルは他にない。1952年から1965年までに誕生したフェラーリ250をグレン・ワディントンが解説する。250 S (1952)250の ...
2019.03.19
フィアットの帝王が作り上げたフェラーリでイタリア国立自動車博物館へ行く
フィアットを世界的大企業に育て上げたジャンニ・アニエリは、流行の仕掛け人でもあった。アニエリとフェラーリ、トゥーリングがタッグを組んで誕生したのが、このユニークな166MMだ。しばらくは何とかなった。 ...
2019.03.18
知っておきたいフェラーリ・ディーノの逸話
フェラーリが製造した初のミドシップスポーツカー、ディーノ。458イタリアやF430に代表されるような現代ミドシップV8フェラーリたちの始祖的存在ともいえるディーノとは、いったいどのような車なのだろうか ...
2019.03.18
コレクターだからこそ価値がわかる|フェラーリ250 カリフォルニア・スパイダーが特別な存在である理由
フェラーリ250 カリフォルニア・スパイダーほど、コレクターにとって羨望に値する車は数少ない。しかし、なにがこの車をこれほどまでに特別な存在にしているのだろうか。フェラーリ250カリフォルニア・スパイ ...
2019.03.17
「未レストア」真の遺産であるフェラーリ・デイトナを走らせる
1960年代の終わりにはカスタム・コーチビルドのフェラーリはほとんど姿を消していた。しかしながら、このきわめてめずらしいデイトナは例外である。1969年型フェラーリ・デイトナ・スペチアーレはいわば自動 ...
2019.03.17
マラネロの調教師│フェラーリの偉大なテストドライバーが語ったこと
ダリオ・ベヌッツィは1970年代からフェラーリのチーフ・テストドライバーを務めてきた。フィオラノで会う彼はいつも物静かで、パリッとした白いシャツのボタンを少なくとも三つは外していたものだ。もちろん、2 ...
2019.03.13
エンツォ・フェラーリから永遠の命を与えられた「ディーノ」
エンツォ・フェラーリに対する評判は様々で、一緒に仕事をするのは決して楽ではなかったが、息子を亡くした彼を気の毒に思わない人はいないだろう。ディーノは20歳の頃から遺伝性の筋ジストロフィーに苦しみ、19 ...