2019.07.10
7人乗れるモダンなモノフォルムのピカソ│その革新性とは?
シトロエンはピカソのファミリーを増やしていた。2006年にはC4ピカソが発表される。ピカソ初代モデルのベースはクサラだったのに対し、その後継のC4をベースにしているので、いわば2代目ピカソともいえるが ...
2019.07.09
シトロエンらしさの集大成となるフラッグシップモデル
2000年頃から、シトロエンらしさのルネッサンスが展開された感があったが、その集大成ともいえるのが2005 年に発表されたC6 である。C3、C4に続いての登場だったが、フラッグシップモデルだけあって ...
2019.07.08
勝利のブランドとしての勢いを感じさせるCセグメントカーとは?
2000年代に入ってから、シトロエンのWRCでの大躍進が始まった。シトロエンはDSやCXの時代にも、ラリーで強さを見せていたが、現代的なスプリント化したラリーに積極的に取り組み始めたのは1980年代の ...
2019.07.06
スタイルコンシャスな存在感抜群のコンパクトハッチ
2001年に誕生したC3はピカソに続いて、シトロエンの存在感を示すモデルだった。C3は今までのサクソやAX同様に、ニッチではなく、コンパクトカーのBセグメントに真っ向から挑む車種だったが、デザインコン ...
2019.07.05
シルエットは個性で出す!ハイドロを搭載した最後のモデル
1970年代からシトロエンはXの付く車名が多かったが、2000年代に入ると「C+数字」のネーミングが導入された。CとはCitroënの頭文字で、戦前のC4C6以来のネーミングである。このあと ...
2019.07.03
「らしさ」を身にまとったユニークなシトロエン
1980年代から90 年代にかけて、シトロエンのスタイリングはその"らしさ"の維持につとめ、成果をあげてきた。ただ、やはりだんだんと常識的になってきているという見方があるのも事実だった。 1900年代 ...
2019.07.02
時代に対応して変化しながら革新を進めた1台
BX の後継車として1993 年にデビューしたエグザンティアは、シトロエンとしてはまたひとつの大きな変化を示したモデルだった。エグザンティアはハイドロニューマチックを採用する中級モデルだが、中級以上の ...
2019.06.30
新技術をいちはやく投入した合理的な新時代のコンパクトカー
偉大な2CVの後を継ぐのは、容易なことではない。かつてディアーヌはそれを果たせず、LNははなからそのつもりがなかった。1986年に世に出されたAXも、当初は生産終了が近い2CVの役を継ぐことが意識され ...
2019.06.29
独自のスタイルと足回りを追求したエキゾチックなヒット作
PSA傘下に入ってから、ヴィザ以上にシトロエンらしさを追求したのがBXだった。一般に、コストダウンの要求が厳しい小型車ほど部品の共用化が多くなり、上級モデルほどブランドの看板を背負うのでオリジナリティ ...
2019.06.28
ある時代を彩った、どこか個性的なコンパクトハッチ
1974年、ミシュランが保有していたシトロエンの株式がプジョーに売却された。ミシュラン時代の約40年間に、すばらしい革新的なモデル群が世に出て、それらは今日のシトロエン・ブランドにとって重要なヘリテー ...
2019.06.27
ブランドの伝統的世界観を現代に。「シトロエンここにあり!」
DS3が誕生して新しく「DS」が始動してから、そちらは華々しく新型車が出てくるものの、「C」のシトロエンのほうは一時期やや地味な存在になりかけていた。それを破って「シトロエンここにあり! 」と思わせた ...
2019.06.27
空力を極めたドーム型ファストバックスタイルとは?
アミを投入してからもなお、「中間車種」がシトロエンには必要だった。それはつまり2CVとDSとの間の開きがあまりに大きいからだった。そのためアミに続いて、C60というDSの弟分のようなモデルが開発された ...
2019.06.26
復活した空飛ぶ魔法の絨毯の如き乗り心地
空飛ぶ魔法の絨毯の如き乗り心地を"復活"させるべく、新時代の“ハイドロ”となる可変ダンパーを装着したC5 エアクロス。その走りを2人のモータージャーナリストが、本国フランスで試 ...
2019.06.25
革新という伝統のために発明されたエンジンとは?
1960年代半ばから70年代にかけて、シトロエンはロータリーエンジンにのめりこんだ。ロータリーを市販化したのはNSUとマツダだけではなかったのだ。当時は夢のある新技術として、GM、トヨタ、日産、メルセ ...
2019.06.25
存在感抜群のオフロードも走れるレジャービークル
メアリは、2CVの派生車種としては、ディアーヌ以上の存在感がある。シトロエンブランドのヘリテージとして今もその価値が認められており、現在そのコンセプトをEVで復活させたE-メアリが作られている。 メア ...
2019.06.24
Be Different, Feel Goodがコンセプトのディーラーを訪ねる
"Be Different, Feel Good "をコンセプトとした新しいCI『ラ・メゾン・シトロエン』が取り入れられたシトロエンディーラー。メゾン(家)の名称通り、まるで親しい知人の自宅に招待され ...
2019.06.23
奇抜なデザインをもつ、中間車種になるべく生まれた1台
アミのつづりはAMIで、これはフランス語で「友だち」を意味する。「神」になぞらえたDSに続いて、ウィットのあるネーミングが、シトロエンらしい。ただAMIもDSと同じように、もともとはコードネームに由来 ...
2019.06.22
次世代に引き継ぐべきグッズたち ファッションマイスターは「有名グッズコレクター」
ロサンゼルスを拠点に1970年代からファッションビジネスに携わってきた大坪さん。現地でも有名なDSコレクターだった彼のグッズコレクションが大放出された。「次世代に引き継いで貰いたい」という思いと共に、 ...
2019.06.22
世界各地の個性派シトロエン│日本では見れないモデルたち
シトロエンは近年、モータースポーツの分野で世界戦を戦い続けている。ラリーのWRCでの活躍がいちばん目立ち、2002年以来、フルワークス体制でない年もなくはなかったが、現在まで参戦を継続してきている。2 ...
2019.06.21
世界が絶賛した、美しくも独創的な20世紀の名車
1955年に誕生したDSは、今ではDSブランドの精神的支柱という存在になっているが、もちろんのことながらシトロエンが生んだ一モデルだ。シトロエンを代表する車はなにかと聞いたら、多くの人が2CVとともに ...
2019.06.20
ひと巡りして再びやってきたアナログなくつろぎ感
工事だらけのパリ市内を頼もしく走る、“らしい”乗り心地。欧州仕様ではADAS関係を装備しない潔さ。使い勝手のよい心地いいインテリア。そんな"シティコミューター的ハッチバックの背 ...
2019.06.20
30年以上生産されたベストセラー商用車?
終戦後いち早く発表されたシトロエン新型車は、実は2CVではなく商用車のタイプHで、1947年のパリサロンで発表された。タイプHは、トラクシオンアヴァンのパワートレーンを流用した前輪駆動の商用車である。 ...
2019.06.19
本国オーナーに聞いた、愛車との日常│45年前の車を普段の足に
単なる移動手段から父から受け継いだというコレクションまで、現地でオーナーに聞いた、様々なシトロエンとの暮らし。CITROËN 2CV4 Château de Champs-sur ...
2019.06.19
10年以上かけて熟成されたスーパーストイックな大衆車
2CVは、DSとともに歴代シトロエンのなかで、2大スターといってもよい存在で、ブランドの重要なヘリテージとなっている。ところがDSブランドが新たに立ち上がったこともあって、今では2CVこそがシトロエン ...
2019.06.18
バラック小屋のような粗野なつくりをした1台
トラクシオンアヴァンが発売されて間もなく、1935年にミシュランがシトロエンの経営を担うことになった。ミシュランが新たにたてた新型車計画には、中型乗用車2種類と超小型車、それに商用車があった。このうち ...
2019.06.17
独自性がなくなるかと危惧されたシトロエンのプジョーとの合併
流れ作業による大量生産方式を採用、欧州で車を大衆化させたシトロエン。人間的でありながら、独創的で革新的な技術やスタイルを武器にたえず進化を続けている。そんなフランスの"大衆車メーカー"の100年の足取 ...
2019.06.17
感性領域に達するシトロエンの乗り心地
走り出す前から始まる、シトロエンにとってもっとも大切な"乗り心地"。回りに流されない、乗り心地の快適性にこだわり続ける姿勢は新たな個性といえよう。シトロエンの乗り味は、走り出す前から始まっていると思っ ...
2019.06.15
速度記録車の愛称で呼ばれた、最後の後輪駆動車
創業以来、シトロエンは車種バリエーションを拡大しながら進化していたが、1932年秋に登場した新世代モデルは、またファミリーを増やした。C4C6に替わる新型は81015で、10と15にはボディを小型にし ...
2019.06.14
本国オーナーに聞いた、愛車との日常│ちょっと変わった世界記録の持ち主
単なる移動手段から父から受け継いだというコレクションまで、現地でオーナーに聞いた、様々なシトロエンとの暮らし。1954年 CITROËN TRACTION AVANT 11B Owner : ...
2019.06.14
抜群の優美さとスポーティーな雰囲気を放つ異色の2ドアクーペ
SMはDSのゆうに2倍以上の価格の高級GTカーであった。それまでのシトロエンの域を超えていたが、戦前に多数あった高性能高級車の伝統を、フランスに復活させたいという思惑もあったといわれる。 SMには、フ ...