フェラーリテスタロッサを1/8の価格で「共同所有」する!注目の新サービスがスタート

RENDEZ-VOUS, 代官山 蔦屋書店

車好きならいつかは所有してみたいと思う憧れのスーパーカーやクラシックカー。しかし近年ではその資産性に注目が集まり、価格の高騰が続いている。憧れの対象ではあるが、高嶺の花となり実際には所有することが叶わない人も多いことだろう。そんなクラシックカーを8分の1の金額で「共同所有」するという新しい提案がカタチになった。それが、国内初コレクタブルカーの共同所有サービス「RENDEZ-VOUS(ランデヴー)」である。

オーナー権利を8分の1から所有することができ、利用していない間は車両はRENDEZ-VOUSのガレージにて保管される。8分の1のオーナー権利により年間12日間の走行権を所有し、車両を維持する手間なく、乗りたい場所で、乗りたいときだけ走行することができるサービスだ。リゾート地のコンドミニアムなどではよく見かける会員権サービスであるが、これを実際にクラシックカーに適用したのは画期的だといえるだろう。

売却に関しては、車両ごとに定められた売却タイミングにRENDEZ-VOUSが車両を売却し、オーナーには所有している権利分の売却額が分配される仕組みとなっている。



現在、RENDEZ-VOUSのホームページでは1989年フェラーリテスタロッサ(8分の1権利:342万5000円)、1974年フェラーリ365 GT4 BB(8分の1権利:687万5000円)が掲載されている。2022年12月7日までの期間限定ではあるが、代官山 蔦屋書店のクルマ・バイクコーナーに実際に共同所有できるテスタロッサが展示されているので、ぜひ足を運んで実車を確かめてみていただきたい。



RENDEZ-VOUS代表の浅岡亮太氏は、12月7日までの期間中は毎日、代官山 蔦屋書店の店頭で展示に立ち会う。共同所有することのメリットばかりでなく、想定されるリスクに関する質問にも丁寧に説明してくれるなど、真摯な姿勢で向き合ってくれる。

このテスタロッサは12月5日時点ですでに8分の6の所有権が決定し、残るはあと2枠だという。「共同所有」という形式にすることで金銭面でのハードルが下がるからこそ、若い世代も一歩踏み出すことができ、それがひいてはクラシックカーを次世代へ残していくことにも繋がっていくのだ。車を複数台所有するオーナーの契約もあるといい、複数所有の新しい方法としても注目すべきサービスだ。このサービスの今後に期待したい。

オクタン日本版編集部

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