ランボルギーニLMDhプロトタイプモデルに搭載されるエンジンが明らかに

Lamborghini

アウトモビリ・ランボルギーニのモータースポーツ部門であるスクアドラ・コルセが、FIA世界耐久選手権ハイパーカークラスおよびIMSAスポーツカー選手権GTPクラスへの参戦に向けたLMDh(ル・マン・デイトナ・ハイブリッドプロジェクト)で使用する技術仕様を初披露した。

フランス西部自動車クラブ(ACO)、国際モータースポーツ協会(IMSA)、国際自動車連盟(FIA)が共同で定めたレギュレーションに則り、このモデルの最大コンバインド出力は500kw(681hp)となり、内燃エンジンとエネルギー・リカバリー・システム(ERS)から成るハイブリッドパワーユニットが搭載される。シングルソースのERSキットと共にスクアドラ・コルセが開発したシリンダーの度回転型ツインターボ内燃エンジンが使われる。

モータースポーツ界におけるハイブリッド化推進にスクアドラ・コルサが挑戦することは、ハイブリッド技術へ移行していくランボルギーニの方針とも一致している。環境の持続可能性への道程を示したコル・タウリ戦略(電動化計画)に沿ってロードモデルのハイブリッド化に向けた取り組みを開始しているアウトモビリ・ランボルギーニにおいて、このLMDhプロジェクトでは、次世代のスポーツカー体験に基づいたエネルギーや性能のあるべき姿が明確に示されているといえるだろう。

LMDh認定を受けたスタンダードキットに含まれる主なERSコンポーネントは複数の領域をカバーしており、Bosch Motorsportが開発した電気モーター(MGU)が装備される。パワーマネジメントとエネルギー貯蔵システムをWilliams Advanced Engineeringが提供し、Xtracが7速のP1359ハイブリッドギアボックスを開発する。

規定に従って最高速度が340km/h、重量(ドライバーと燃料を除く)は1030kgとなる。車体の寸法は最大幅が2000mm、長さは5100mm。ホイールベースは3148mmで、エンジンの最小重量は180kgとなっている。

ベースカー(スパイン)はLigier Automotiveと共同で設計され、カーボンファイバー製の部品は、長年にわたりGT3やスーパートロフェオでのパートナーを務めるスクアドラ・コルセがイタリアで生産される予定だ。2024年のIMSA耐久選手権およびFIA世界耐久選手権で迎える初戦が、今から待ち遠しい。

オクタン日本版編集部

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