ゴージャスすぎる御一行!クロアチアでブガッティのツアーが開催|希少モデルがワインディングを攻める!

Bugatti

ブガッティの思想の根底には「地球上で最高のドライビングマシンを創りたい」という思いがある。時代を超えた美しさ、究極のラグジュアリー、そして比類ない速さを備えながら、常に使いやすく、楽しめるように設計されている。その思想を実践するかのごとく、9月2日から5日にかけてクロアチアでスーパーカーオーナーズクラブのイベントが開催され、クラブメンバーたちはブガッティの最新ラインナップのハイパースポーツカーで1,000km以上のドライブを楽しんだ。



「ラ・ヴォワチュール・ノワール」と呼ばれるこの特別な車は、1台限りのオートクチュールモデルで、ブガッティの最高レベルのエンジニアリングとデザインを具現化した究極の作品だ。ブガッティType57 SC Atlanticに敬意を表し、完全なオーダーメイドでデザインされている。3Dプリントされたフロントグリルを構成するパーツの“細胞”のひとつひとつが、完璧に研ぎ澄まされていることが見て取れるだろう。ヘッドライトには片側25個以上の削り出しのライトエレメントがあり、リアにはつなぎ目のないシングルピースのサラウンドが初めて採用され、よりエレガントに感じさせる。また、フロントとリアには新開発のパラメトリックデザインが採用され、ボディパーツが密閉されているように見えるようになっている。



クロアチアのツアーには、ラ・ヴォワチュール・ノワールに加え、チェントディエチ、ディーヴォ、シロンスーパースポーツ300+、シロンスーパースポーツ、シロンレベ、シロンスポーツが2台、シロンが参加した。さらに希少なヴェイロン・グランスポール・ヴィテッセ・ワールドレコード・エディションが参加した。これらの名車はそれぞれ、ザグレブ近郊の山岳地帯でヒルクライムを行った。



ワインディング走行から始まったこのツアーは、その後スリェメの美しい山岳地帯から、SOCの車列は警察の護衛のもとザグレブ市街地に向かい、ザグレブ大聖堂の前で車の一般公開が行われた。この隊列を目にした人は、文字通り度肝を抜かれたことだろう。数千人の観衆が、ゴールドのハイライトが美しく輝くシロンレベや、伝説のブガッティEB110に敬意を表して開発されたユニークなコーチビルドデザインのチェントディエチに見惚れた。そもそもブガッティを目にすることなど稀であり、これほど多くのブガッティを一度に見るという体験は、まさに一生に一度の機会だったのではないだろうか。



9月3日の朝、SOCの車列はヴェリカ・ゴリツァZTCに向かい、空港の閉鎖滑走路で再び一般公開された。ブガッティを象徴する8.0リッタークアッドターボエンジンは、シロンスーパースポーツ300+やヴェイロン・グランスポール・ヴィテッセ・ワールドレコード・エディションなどの記録的な市販車に搭載されており、観客はその威力を体感することができた。



その日の午後、ゲストたちはアドリア海に面した美しい町シベニクに向かった。およそ400kmの道のりだ。残された週末の時間、彼らは魅力的な海岸沿いの道を探索し、パグ島に向かい、フェリーで本土に戻った後、マジストララ道路を走ってシベニクに戻り、ツアーは終了した。



ブガッティ・リマックのCEOであるマテ・リマックは次のように話している。

「スーパーカーオーナーズクラブが2年連続で私の故郷であるこの国に戻ってくることを、私は本当に光栄に思っています。私たちのお客様は、ブガッティというブランドに対して本当に情熱的で、非常に希少で特別な車を、熱狂的なクロアチアの人々と共有することを選んでくださったのです。ブガッティのアトリエから出荷されるすべての車は、たとえ完全にユニークな車であっても、1,000kmを快適に走行し、閉鎖滑走路で最高速度を記録し、ワインディングに挑戦することができ、ドライブして楽しむことができるというのは、まさにエットーレ・ブガッティの精神に基づくものなのです」

オクタン日本版編集部

無料メールマガジン登録   人気の記事や編集部おすすめ記事を配信         
登録することで、会員規約に同意したものとみなされます。

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

RANKING人気の記事