目にも鮮やか!SNSでも話題になったピンクのフェラーリ カリフォルニア

Silverstone Auctions

2022年8月27日にシルバーストン・オークション社がイギリスで開催する「The Classic Sale at Silverstone 2022」オークションの出品車両を見ていたら、鮮やかなピンクのフェラーリが目に飛び込んできた。

2013年式のこのフェラーリ カリフォルニアは2020年に現在のオーナーが購入し、彼女のイメージカラーであるピンクを身に纏って以来、ソーシャルメディアでも注目を集めている。スーパーカーコレクターであるオーナー女史は、ビジネスコーチングやブランドマーケティングを手掛けると同時に、スーパーカーでのラグジュアリーなドライブやイベントを企画する人物だ。



購入当初のボディカラーは赤のロッソ・コルサだったというこの車は、ラッピングによってピンクに変身した。若い女性のビジネスでの活躍を支援することも彼女の重要なビジネスモデルであり、同様にピンクに包まれたマクラーレンとともに、この活気あふれるピンクのフェラーリは彼女たちを鼓舞する象徴であった。



今回のオークション情報によると、2013年に新車でイギリスにデリバリーされてからの整備記録もしっかりと完備されている。現オーナーが手に入れる前の2014年から2019年までは毎年ディーラーに入庫した履歴があり、2019年時点の走行距離は4,689マイルと記録されている。現オーナーが購入した後も同じ正規ディーラーに入庫しており、2021年2月の整備記録での走行距離は14,625マイル。そして2022年現在、オークション出品用カタログ作成時の走行距離は26,455マイルだというから、このカリフォルニアは現オーナーが入手して以降、オーナー女史と一緒にずいぶんアクティブに動き回って大活躍していたといえるだろう。





残念ながら今回、このピンクのカリフォルニアを現オーナー女史は手放すことになったが、このカラーリングはラッピングなので、次のオーナーが「ピンクは少し気恥ずかしい…」と思えば元のレッドに戻すことも可能だ。もちろん、彼女のポリシーを尊重してそのままピンクで乗り続けても構わない。



© Silverstone Auctions Limited 2022

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