750台のクラシックレーシングカーが夢の競演|第10回ル・マン クラシック

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古き良き時代の自動車レースの雰囲気を存分に味わうことができるイベントとして人気の高い「ル・マン クラシック」。1920年代から1980年代にかけてル・マン24時間レースに参戦したモデルを対象にし、年代別にグリッド1~6に分けられたカテゴリーで競う。これまで隔年で開催されていたが、2020年の実施はコロナ禍により見送られ、このたび4年ぶりの実施となった。

ⒸPhilippe Louzon

6月30日から7月3日に開催された今年の第10回ル・マン クラシックには、750台のレーシングカーが参加。サルト・サーキットのテルトル・ルージュ・コーナー、ユノディエール・ストレート、ミュルサンヌ・コーナー、インディアナポリス・コーナー、アルナージュ・コーナ−などを駆け抜けた。

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ブガッティT35、ジャガーDタイプ、ロータス15、フォードGT40、ローラT70、シェブロンB31など、モータースポーツ好きなら誰もが知る憧れのマシンは、実際にそれぞれの年代別クラスで優勝した伝説の名車ばかりである。

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会場では、ポルシェ917や世界に2台しか存在しないフェラーリ312P、1991年のル・マン24時間レースで優勝したマツダ787Bなどの姿も見ることができ、独特の高音域で鳴り響くロータリーエンジン音などを20万人以上の観客が目と耳で楽しむことができるイベントとなった。

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次回のル・マン クラシックは、ル・マン24時間レースの100周年を記念して、来年の夏、2023年6月29日から7月2日まで開催される。

ル・マン・クラシックのスポンサーを務めるリシャール・ミルは、マクラーレンやフェラーリとのパートナーシップを結ぶとともに、耐久レース、F1、フォーミュラE、ラリー・デ・プランセス リシャール・ミル、シャンティアートアンドエレガンス リシャール・ミルなどのイベントにも力を注ぐなど、自動車界との密接な関係をさまざまな形で表現している。

オクタン日本版編集部

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