カウンタックを愛するオーナーが東北に集結|「カウンタック ミーティング 東北 in 猪苗代」開催

Tadakazu TUJII, Masato SAITO

昨年、デビュー50周年を迎えたランボルギーニ・カウンタックは、言わずと知れたスーパーカーの雄であり、半世紀を経てなお色褪せるどころか、その魅力は輝きを増している。そんなカウンタックを愛するオーナーズクラブ「カウンタック ミーティング 東北」の集いが2022年6月4日~5日に開催された。



これは全国ミーティングとは別に不定期で開催されているもので、過去には2013~2015年(那須白河)、2017年(裏磐梯)に実施されている。5回目となる今回は、新型コロナウイルス感染症拡大防止に配慮して屋外会場での実施となった。会場となったのは福島県・猪苗代町にある天神浜オートキャンプ場。猪苗代湖畔にある閑静で広々とした空間だ。ここに今回、22台のカウンタックが全国から集まった。北は札幌、西は大阪から、フェリー等を利用して自走で参加するオーナーもいたというから驚きだ。





初日は15時頃までに天神浜オートキャンプ場へ集合し、ウェルカムドリンクで乾杯。湖畔にずらりと自慢の愛車を並べ、それを眺めながらのバーベキュー。趣味を同じくする仲間たちとの語らいはあっという間に時が過ぎ、日も暮れていく。夕焼けにカウンタックが映える光景は圧巻であった。







オートキャンプ場とはいえ、さすがにカウンタックでのキャンプは現実的ではないため、夜は近隣のホテルに会場を移してオーナーたちは親睦を深めた。ちなみに、集まったカウンタックは夜間はオートキャンプ場に置きっぱなしだったという。なんとも豪気な話ではないか(注:当然、警備員は配置していたとのことだ)。



2017年以来、5年ぶりの開催とあって、開催を心待ちにしていたオーナーも多いのだろう。上述のとおりカウンタックの参加台数は22台であったのに対し、参加者は48名。愛車がメンテナンス中である等の理由で、別の車で馳せ参じたカウンタックオーナーもいるということになる。「カウンタックが集まる」だけではなく「カウンタックオーナーが集まる」ことも大切にしている、このオーナーズクラブの仲間の絆が感じられるエピソードである。



このイベントでは、主催者が用意するノベルティも楽しみのひとつだ。ビアジョッキ、Tシャツ、タオル、キーホルダー、ステッカー、タンブラー等々、非常に多くのお土産が用意される。全員へのギフトに加え、一番最初のエントリー者や初参加、遠方からの参加など、ケースバイケースで賞を設けて、ご当地地酒などがプレゼントされるという粋な計らいもあるという。







2日目には、8台のカウンタックによる裏磐梯までのツーリングも行われた。天候にも恵まれ、久方ぶりの仲間との時間を楽しんだ心地よいイベントは「10月の全国ミーティングでお会いしましょう」を合言葉に幕を閉じた。



Photography: Tadakazu TUJII, Masato SAITO

オクタン日本版編集部

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